当たり前のことだけど、年齢や好みによって「面白い」と感じる作品には違いがありますよね。
動画配信はもっぱらNetflixを利用している私は、時々「Netflixおススメ」で検索をするんだけど、どうも好みの作品に出合えない。
もしかして、おススメしている人と年齢の著しい乖離があるからか??
キュンキュンなラブストーリーには全く興味はない。
ほっこりするような人生最高!的な物語も興味ない。
激しいアクション、ぞくぞくするサスペンス、ドキドキする犯罪ストーリーが大好物。
そんな私が、大人におススメしたい硬派なNetflixオリジナル作品を選んでみました。
同じような好みの方がいらしたら、参考にしてみてね。
ただ、数年前の作品が多いのが残念なんだけど、全部激しくおススメです。
6アンダーグラウンド
原題:6 Underground
製作年:2019年
製作国:アメリカ
監督:マイケル・ベイ
脚本:レット・リース、ポール・ワーニック
キャスト:ライアン・レイノルズ、ベン・ハーディ、メラニー・ロラン他
死を偽装して身元を消し、危険を承知の上でそれぞれの特技を生かし、平和を守り悪を成敗する任務を遂行するために集められた6人のチーム。
彼らの使命は、自国民を苦しめ、全てを自分の思い通りにして君臨する独裁者を倒し、クーデターを起こすこと。
文句なく、最高の痛快アクションで楽しませてもらった作品。破壊力も半端ないです。
配信スタート前にはCMも流れていたので、すでに視聴済みの方も多いかな?
初っ端から繰り広げられるカーアクションは、その後のストーリー展開にグイっと興味を持っていかれるすんごい迫力。
これぞアクション映画!今作では、爆破・破壊などに使用した車両は750台以上になったんですって。
謎の大富豪ワンを演じるライアン・レイノルズがかっこいい!
トリプル・フロンティア
原題:Triple Frontier
製作年:2019年
製作国:アメリカ
監督:J・C・チャンダー
脚本:マーク・ボール、J・C・チャンダー
キャスト:ベン・アフレック、オスカー・アイザック、チャーリー・ハナム他
南米の麻薬王から、大金を奪う計画を立てた元特殊部隊の兵士たち。
綿密な計画を立て実行するものの、次々と不測の事態に襲われます。
共に戦ってきた強い絆で結ばれている5人の男たちは、その不測の事態の中で絆が試されることに。強奪した大金は?彼らの絆は?
2019年3月6日に限定的に劇場公開され、Netflixが全世界の配給権を獲得しているので、厳密にはNetflixオリジナルではないかな。
麻薬王ロレアの財産を強奪する計画を立てた元特殊部隊の兵士たち。
強奪するまでより、それからの彼らの逃走劇ととんでもない量の現ナマの行方にハラハラドキドキです。
奪った現金はどうなるのか?彼らの結束は?そして、粋な結末が見所です。
クリミナル
原題:Criminal
製作年:2019。2020年
製作国:イギリス
監督、脚本、キャストはシリーズによって異なる
イギリス編2シリーズ、スペイン編、ドイツ編、フランス編と全部で5シリーズ。
全てが取調室だけで完結する珍しい作品。
1話完結なんだけど、その1話が濃い!とても濃い!
容疑者が取調室で尋問を受ける中での、心理的変化やどんでん返しが見事です。
派手なアクションもないし、きれいな景色もセクシーシーンもありません。だから、息抜きはできません。取調官と容疑者の心理戦です。
容疑者が落ちていく様子、次第に容疑が固まっていく様子がとても興味深い。
事件系の作品がお好きな方にはおススメです。
ボクらを見る目
原題:When They See Us
製作年:2019年
製作国:アメリカ
監督:エヴァ・デュヴァネイ
脚本:エヴァ・デュヴァネイ
キャスト:アサンティ・ブラック、カリール・ハリス、イーサン・エリセ他
1989年にNYのセントラルパークで起こった「セントラルパーク・ファイブ」という事件が基になった、全4話からなるドラマ。
セントラルパークで起こった暴行事件の容疑者として、ハーレムの少年5人が不当逮捕されてしまいます。
未成年だった彼らを襲った冤罪での逮捕、勾留。そこから長い裁判を経て、有罪判決が下されてしまいます。
これが本当に起きたこととわかって見ていると、子を持つ親として胸が痛くなります。
逮捕から13年後の2002年に無実が明らかとなり、2014年にはニューヨーク市と和解が成立。逮捕からそこまでを描いた、重厚な作品になっています。
未成年裁判
製作年:2022年
製作国:韓国
監督:ホン・ジョンチャン
脚本:キム・ミンソク
キャスト:キム・ヘス、キム・ムヨル、イ・ソンミン他
少年部の女性判事シム・ウンソクが、複雑な若者の事件と向き合い、審判を下す全10話のドラマ。
未成年犯罪に嫌悪感を抱きながらも、常に冷静沈着。そして、正義感の強い女性判事シム・ウンソク。
妥協することなく、クールに未成年事件と向き合う姿は、ちょっと冷たすぎるんじゃないの?と思っちゃう。
相手が未成年だろうと、一切容赦しない。ニコリともせず、罪は罪。罰を受けるのは当たり前というシム・ウンソクの姿勢に圧倒されます。
自身も心に大きな傷を抱え、それが少年犯罪を憎んでいる理由になっているんですね。
そこが徐々に解き明かされると同時に、シム・ウンソク判事が扱う事件とも絡んできます。
事件の行方、その結末、そしてシム・ウンソクの心の闇とは?重い作品ではあるけど、その重みが面白い。
まとめ
ちょっと過去の作品ばかりになっちゃったので、すでにご覧になった方もいらっしゃるかな。
コロナ禍では海外作品の配信が少なくなっていたし、最近はどーもこれ!という作品に巡り合えていないのがとても残念。
また大人におススメしたい作品に出合えたら更新したいと思います。
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