大好きだった海外ドラマ「グリム」がついにシーズン6で完結しました。
気持ちのいい最後だったので、非常に満足でした。
ある意味ネタ切れにもなっていただろうし、ヴェッセンを作るのも大変だっただろうし、ストーリー展開に無理が出てきたら面白くなくなるし、ファイナルまで観ると、これはここで終わってよかったんだ、という感想を持ちます。
食べ物ももう少し食べたいけど・・で終わっておくのがイチバン美味しいじゃないですか。
もうダメ!というほど食べちゃ、体にも悪いし、しばらく見たくもなくなるでしょ?きっとドラマも同じことなんだと思うんですね。
それでは、シリーズ6のあらすじと感想をご紹介したいと思いますが、ネタバレ含みますことをご了承くださいね。
Contents
シーズン6でついに完結!
視聴可能なシリーズを見終わったとき、ロスに陥るほど気に入っていた海外ドラマ「GRIMMグリム」がついに最終章を迎え、無事完結。
キャストの魅力や小道具の秀逸さ、特殊メイクの精巧さ、シリーズごとに新たな展開も見えて、どんな結末を迎えるのか?ものすごく気になっていたし、楽しみにもしていましたが、個人的には非常に満足でした。
ファイナルシーズンの最終話は、「旧約聖書 詩篇 第23篇第4節」の『あなたのムチと杖が私を慰める』が用いられています。
さて、そのムチとは?杖とは?そこに最終話が物語の終結に向かうヒントが隠れています。
シーズン6あらすじ
ファイナルシーズン6は、「黒い森で見つけた木の棒」によって死の淵から蘇ったイヴが、「死の把捉」と呼ばれる現象に襲われることから始まります。
その「死の把捉」とそれが存在する世界の謎を解き明かし、消滅させることがファイナルシーズンの大きな軸になっていきます。
殺人犯として追われていたニックは、レナードと取引をすることで汚名を返上し、レナードは市長に就任することを辞退し、再びニックもレナードもポートランド市警察に復職。
敵対していた二人は、異世界から現世に鏡を通してやってきたツェアシュテーラーが、レナードとアダリンドの娘「ダイアナ」を狙っていることを知り、ツェアシュテーラーを倒すという同じ目的を持つことで、結束します。
ツェアシュテーラーは、ダイアナだけでなく、ニックが持っている「黒い森で見つけた木の棒」も狙っていました。
異世界からやってきた最強のツェアシュテーラーには、銃もモンローとロザリーが作った薬も効かず、ニックはツェアシュテーラーの策略に落ちそうになるけど・・・
そこに助っ人が現われます。その助っ人とは?そしてラストシーンは?
感想
魅力的なキャラクターにそれぞれしっかりと確立した役割があり、しかも仲間意識が強固で、それによって繰り広げられる「捕り物帳」的ストーリーが毎回気持ちよく、次の話しを観ずにいられませんでしたね。
2011年にスタートし、グリム役の「デヴィッド・ジュントーリ」とグリムの恋人役ジュリエット(後にイヴ)「エリザベス・トゥロック」は、2016年にめでたく実生活で婚約。
ファイナルシーズンは、ニックとイヴが鏡を通して異世界に入り、最強の敵:ツェアシュテーラーとの戦いを決意することが重要なカギとなっています。
最終的にツェアシュテーラーは現世に表れ、主要メンバー全員が一丸となって倒そうとするんだけど、これがさすがに最強の敵とされているだけあって、歯が立たない!
そんな中、グリムであるニックはどんな決断をするのか?その決断を同じグリムであるトラブルが止めようとするが、ニックは激しく抵抗するんですね。
ただ、ニックが抵抗するのは、それなりの理由があるんです。だけど、トラブルはニックより冷静で、そのトラブルの忠告を支える助っ人も現れる。いい場面なんですよ!ここっ!
抵抗する理由を言っちゃ、ラストシーンがわかっちゃうので、そこだけは秘密にしておきますね。
結局、最強の敵:ツェアシュテーラーは幻の存在だとも言えるし、だけどそれを倒さないと現世での幸せや世界の存続が危ぶまれるという究極の危機でもあるわけ。
最強の敵:ツェアシュテーラーとの戦いの中で、えっ?そうなっちゃうの・・・と非常に残念な気持ちになるんだけど、やっぱり視聴者の気持ちはわかってるよねぇ、そう来なくちゃ!というアッと驚く展開になっているんです。
そして、無事ラストシーンへ。人はひとりでは無力だけど、信じられる人、信じられる世界があると強くなれるし、困難も解決できるよね、という非常に満足感大な結末になっています。
アダリンドの二人の子供の少し成長した姿が最後の最後に見られて、それもまたファイナルシーズンが終わった・・・ということを気持ちよく受け入れられる大きな要素になっているかな。
