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Netflix「ボクらを見る目」は実話のセントラルパーク・ファイブ事件を基にしたドラマ

Netflixの実話を基にしたドラマ「ボクらを見る目」が、実に興味深い!

1989年にNYのセントラルパークで起こった「セントラルパーク・ファイブ」という事件が基になっています。

日本では未公開ですが、2012年にもドキュメンタリー映画になっているので、その情報と、「セントラルパーク・ファイブ」について調べてみました。

1話の中で「Wilding(ワイルディング)」という言葉が出てきますが、これについても知っていた方がよりドラマがわかりやすくなると思います。

ではNetflixの実話を基にしたドラマ「ボクらを見る目」へGO!


Netflixドラマ「ボクらを見る目」概略

1989年にニューヨークのセントラルパークで起こった暴行事件の容疑者として、ハーレムの少年5人が不当逮捕される。それは、長年にわたる悪夢の始まりだった。実際の事件に基づくシリーズ。

「グローリー/明日への行進」などの作品を手掛け、アカデミー賞候補にもなったエヴァ・デュヴァネイが監督。全米に衝撃を与えた事件の真相をつづる。

「ボクらを見る目」Netflixより

映画「グローリー明日への行進」が観られる有料動画配信サイト一覧~洋画編~ 原題:Selma 製作年:2014 年 製作国:イギリス・アメリカ合作 日本劇場公開日:2015年6月19日 上映時間:...

エヴァ・デュヴァネイ監督による「グローリー/明日への行進」も非常にいい作品です。

さて、Netflixのオリジナルドラマ「ボクらを見る目」は、1989年にニューヨーク・セントラルパークで起きた暴行事件を題材にして全4話にまとめてありますが、1話が映画並みに放送時間が長く、話しも重いので連続で観るのは覚悟がいるかも。

容疑者として逮捕されたハーレム出身の5人の少年は、逮捕から13年後の2002年に無実が明らかとなり、2014年にはニューヨーク市と和解が成立。賠償金としてひとりに4.500万ドルが支払われたそうです。

エグゼクティブプロデューサーには俳優の「ロバート・デ・ニーロ」も名を連ねています。

2012年のドキュメンタリー映画「The Central Park Five」

日本では公開されいませんが、2012年に同じ事件を調査したドキュメンタリーが「The Central Park Five(原題)」という映画になっています。

この作品は、ドキュメンタリーの巨匠と言われているケン・バーンズが、娘のサラ・バーンズとデビッド・マクホマンと共に共同監督で製作され、ピーボディ賞のほかさまざまなドキュメンタリー賞を受賞しています。

セントラルパーク・ファイブとはどんな事件?

1989年にセントラルパークでジョギング中の白人女性が頭を暴行・強姦され、瀕死の状態で発見されます。

同じ夜、当時ニューヨークの黒人やヒスパニックの少年たちの間で流行っていた「Wilding(ワイルディング)」によって、セントラルパークにはたくさんの少年たちが集まってきていました。

黒人ラッパー「トーン・ロック」のデビュー・アルバム「Loc-ed After Dark」から、1989年にシングルリリースされた「Wild Thing」が流行っていたことを背景に、「何かワイルドなことをする」をワイルディングと呼んでいたようです。

実際、当日はワイルディングによって集まった少年が、罪のない一般人に対して暴行を働いていたことから、パトカーがやってきています。

ジョギング中に白人女性が暴行を受けたのは、全く別の事件でしたが、警察は二人の少年を逮捕しています。

その後、ハーレムの黒人やヒスパニックの少年たちに聞き込みをし、白人女性への暴行及び強姦容疑で14歳から16歳の5人の少年を逮捕。

少年たちは、尋問する警官たちによって作られた話を「そのまま言えば早く家に帰れる」と説得され、自白を強要され、しかも確かな物的証拠がないにも関わらず5人は逮捕されてしまいます。

裁判が行われるも、結局5人は収監されてしまいますが、2002年にレイカーズ・アイランド刑務所に別件で服役中だった男が、白人女性に対する暴行及び強姦を自白。

それにより、5人のうち4人が刑期を終えて出所していたものの、2003年に二人がニューヨーク市を相手取り、誣告と人種差別と精神的苦痛で訴えています。

The New York Times に実際の5人の写真が掲載してありました。

Netflixドラマ「ボクらを見る目」1話は事件の始まり

少年たちの生活の様子や、家族構成、日頃の様子などから、ワイルディングによってセントラルパークに集まっていくところ、そして警察がやってきて逮捕⇒起訴されるまでが描かれています。

え?まだ子供だよね?強姦という言葉がしっくりこない幼さを残す少年を、警察の取り調べはとことん追い詰めていきます。

1989年といえば、たった30年前。

でも、30年前にはきっと今より、ずっと歴然とした差別が横行していたのかもしれません。今でさえ、白人警官が職務質問しようと呼び止めた黒人を銃で撃ってしまうなんてことが起こるんですもの。

追い詰められた少年5人は、やっていないのに「やった」と言わされ、その様子は録画されていて、証拠として残されるわけです。

なのに、彼ら5人が犯人だという物的証拠は何もない。それで立件できるのが不思議でならないけど、警察も検察も全てが彼らを犯人と決めてかかっているんです。

警官だって、検察の人だって、子どもを持っているだろうに・・・。自分の子が同じ目にあったとしたら、どう思うのだろう?ってことは、考えないんですかね。

しかも捜査の指揮を取っているのは女性警官。もちろん、女性が犠牲になった事件の犯人を挙げて、凝らしめることは大事です。

でも、それは本当の犯人が検挙されてこそ意味があるわけで、とりあえず誰でもいいから世間に言い訳できるよう犯人をでっちあげることではない!ですよね?

と、1話からかなり強烈なインパクトがあります。

最後まで観たら、またまとめてあらすじ記事を書いてみたいと思っています。きょうはここまでで、ごめんあそばせぇ

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