あまり話題にはなっていない様子ではありますが、個人的にはまった海外ドラマが「女医フォスター 夫の情事、私の決断」
いやー、裏切らないですねぇ。女医であるジェマ・フォスター、シーズン1では狂気の暴走を繰り広げてくれましたが、シーズン2でも1話から不穏な空気をこれでもかっ!と振りまいていました。
そして、ジェマのひとり息子:トムが成長してる!シーズン1では少年だったトムが、2年後になるシーズン2では15歳になっていて、背も高くなりなかなかのイケメンっぷりです。
それでは、シーズン1をざっくりと振り返り、シーズン2の1話でのジェマの様子を綴ってみたいと思います。あらすじはネタバレしておりますことをご了承くださいませね。
シーズン1をざっくり振り返り
夫:サイモンのポケットから落ちた口紅がきっかけとなり、浮気を疑い出したジェマ。
そして、友人や知人に手伝ってもらって証拠固めをし、相手が友人夫妻の娘:ケイトであることも突き止め、サイモンに問いただすも、サイモンは「知らない」と嘘をつき通します。
ジェマは腹いせなのか?自分もサイモンの会計士と浮気をし、サイモンの仕事とプライベートの資産状況を調べてもらってみると、なんと火の車。
そんな中、ホスピスに入院していたサイモンの母親が亡くなり、悲しみにくれるサイモンを見て、やり直すことを決意するジェマ。
仕事では。ネットに悪い評判を書き込まれてしまったジェマ。そのため、しばらく仕事は休むように病院から言われていたため、夫婦で息子:トムのサッカーを観戦に行きます。
その後、カンが働いたジェマは、サイモンの仕事場に乗り込んでみると、中庭で浮気相手のケイトとキスをしているサイモンを目撃しちゃいます。
怒り心頭のジェマ。反撃行動を起こします。
ケイトの両親の家に乗り込み、ディナーの席で全てを暴露。そして、サイモンは妊娠しているケイトを連れて、街を出ていき、ジェマはトムと今までの生活を取り戻します。
夫婦がそれぞれに新しい生活をスタートさせるところで、シーズン1は終了していました。
シーズン2あらすじ
シーズン2は、赤い封筒に入った郵便物が街のあちらこちらに投函されるシーンからスタート。
たくさんの赤い封筒の山、ザクザクと音を立てて紙を切るカッターの音、封筒を受け取る人びと・・・何かが起こる予感がビンビンと伝わってきます。
その1 サイモンの豪邸
赤い封筒は、サイモンとケイトが街に戻ってきて、生まれた娘のお披露目と結婚を祝うパーティの招待状でした。
息子:トムには招待状が届き、ジェマにはサイモンから「街に引っ越す」というメールでの連絡がありました。
やめればいいのにジェマは、サイモンから伝えられた大まかな住所から新居を探し当て、開いていた窓から侵入するんです。
多分、ボロ家だったら、ジェマもしめしめ、と思ったかもしれないけど、サイモンが購入した新居はプール付きの豪邸だったんですね。
悔しさのあまり、きりきりとジェマの歯ぎしりが聞こえてきそうでしたもの。
自分と別れたときは一文無し、しかも自分の財産まで食いつぶした奴が、どうしてこんな豪邸?と思いますよ、そりゃ。
その2 サイモンと対決
そこにサイモンが帰宅します。
びっくりした様子ではあるものの、新しい家庭を手に入れ、無一文から豪邸が買えるようにまでなった自信がみなぎっている感じ。
シーズン1で見せていた、おどおどした感じがありません。ジェマ、悔しいよねぇ。
そして、サイモンからは
「その服、僕と一緒にいたときから着てるよね。新しい恋人はできた?トムの話では、病院と家の往復だけらしいじゃない。僕のことを引きずって、前と何も変わってないんだね」
みたいなことを言われちゃう。
この時、サイモンは心の中で「フン、俺の勝ちだな」と思ったに決まってますね。
その3 結婚パーティ
サイモンの豪邸での結婚パーティに、招待されていなかったジェマでしたが、病院で知り合った教師を伴って行っちゃうんですよ。
すごい勇気と思いませんこと?私にはできない・・・。
見てみたい、という好奇心はわからなくもないけど、そこで好奇の目に晒されるのはわかり切っているだろうし、プライドで留まるようにも思うんだけど、どうですかね?
乗り込んで行ったジェマは、家の中を歩き回り、寝室の中にまで入っていきます。怖いよねぇ
そこにやってきたサイモンに、ジェマは「今でも私に魅力を感じる?」と聞くんですよ。アホですよね。自分で捨てた男ですよ。
未練を持っていてもらいたいのはわからなくもないけど、未練がある方が概ねそーゆー質問をするもんです。
未練がないなら、関心すら持ちませんから。
ただ、ジェマは自分を苦しませた目の前にいるサイモンが、苦しんだ形跡もなく、今幸せにやっていると映ることが絶対に許せないんです。
その4 息子トムの決断
サイモンの新居には、トムの部屋も用意されていました。
ある日ジェマが帰宅すると、サイモンが家の中にいて、君はこの街を出るべきだ、と言われます。
そして、2階にいるトムを呼び、トムはきょうからオレの家で一緒に暮らすと、車に乗せて連れて行ってしまいます。
左がシーズン1のときの13歳のトム、右がシーズン2のトム。大人になりましたよねぇ。
まあねぇ、トムも15歳。母親の干渉が多少鬱陶しいお年頃になっているのに、ジェマはトムに関わり過ぎる傾向があるっちゃある。
15歳にもなると、そう多くは語らないわけで、トムの気持ちは父親と暮らしたい、になっていた様子。わからなくもないかな。
ジェマがサイモンの結婚パーティに伴ってきていた男は、トムの学校の先生でしたし、そうしたことにも嫌悪感があったのかも。
感想
でたぁー!って感じでした。何が?ジェマの暴走です。
シーズン1では、夫の浮気を知って、周りを巻き込み全方位で暴走しまくりましたが、そのキャラはシーズン2でも健在でしたね。
サイモンの勝ち誇ったような言動もムカつくけど、ジェマのストーカーのような行動も怖いです。
「あなたの硬くなったモノが、私の太ももに当たったわ。まだ魅力を感じているんでしょ?したい?」って・・・アホかっ!
と思いますけど、どうですか?
それで、ラッキー!と、いたしちゃうオトコって結構いるんですかね?
でも、そんなことをしたら、また恐ろしい目にあうよぉー。
自分が感じた苦しさをサイモンは理解していないとジェマは感じているし、再会してみたサイモンは、すっかり金持ちになって自信を取り戻していたことが、受け入れがたい現実だったのでしょうね。
幸せになんてならせてやるものか!平和に同じ街で暮らさせてやるものか!みたいな気持ち。
その気持ちはよぉーく理解できるけど、いつまでもそんな気持ちを持っていたら、結局は自分が不幸になっちゃうのに。
だから、トムまで連れていかれちゃったじゃん、と思いますけどねぇ。
ま、他人の不幸は蜜の味、って言うやつをドラマの中で存分に楽しむのなら、罪はありませんからね。うひひ。