サスペンス

映画「蜘蛛の巣を払う女」ネタバレ感想/キャスト一新でリスベット役を比較!

待ってました!2011年に公開されたスゥエーデンの原作「ミレニアム」のシリーズ1をハリウッドでリメイクした映画「ドラゴンタトゥーの女」が、ものすごく好きだったので、続編を心待ちにしていました。

遂に原作「ミレニアム」のシリーズ4を映画化した「蜘蛛の巣を払う女」が公開!ワクワクが抑えきれずに行ってきました。

シリーズ1とはキャストも一新。独断と偏見による新しいリスベットを演じた「クレア・フォイ」と、ドラゴンタトゥーの女でリスベットを演じた「ルーニー・マーラ」とのリスベット役を比較してみました。

幼少期に別れたリスベットの双子の姉妹:カミラが登場し、このカミラとリスベットの辛みも見どころのひとつ。ということで、感想を綴ってみたいと思いますが、ネタバレ含みますのでご注意くださいね。

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作品の概略

イギリス・ドイツ・スウェーデン・カナダ・アメリカ合作作品。

背中に大きなドラゴンのタトゥーを入れた天才ハッカー:リスベットが、AIの世界的権威であるバルデル教授が開発した核攻撃プログラムを、アメリカ国家安全保障局(NAS)から取り戻すことで巻き込まれるあれやこれやを描いている。

リスベットの敵は、16年前に別れた双子の姉妹:カミラだったという姉妹対決となる。

感想

前作と比べると、率直な感想はややおとなしい感じ。ドラゴンタトゥーの女にあった、激しい破壊力!みたいなのは影を潜めた印象でした。

孤高のブラック:リスベット。

炎のレッド:カミラ。

双子が対峙する背景は、白い雪に覆われた極寒の地。色の対比が、忌まわしい双子の生い立ちを彷彿とさせてぞくっとしちゃいます。

核攻撃プログラムを取り戻すためのキーパーソンが、開発者:バルデル教授の息子アウグスト。

アウグストを救い出し、逃走用の車をパーキングで物色していた時、アウグストの目がまっ直ぐにマットブラックのランボルギーニに注がれていて、リスベットは迷わずアウグストとランボルギーニに乗り込んで雪道を爆走するのね。

子どもが乗っているけど、まるで007のよう。痺れます!

リスベットとアウグストを救出するために重要な役割を担っていたのが、リスベットのハッカー仲間のプレイグ。このプレイグが!もうホント、世の中がイメージするコンピューターオタクな風貌をしているんだけど、実にいい仕事をするんです。

こうして脇を固める小道具や人選も、ぬかりなく映画ファンが喜ぶような要素をきっちり詰め込んでいると、単純に嬉しくなっちゃいますよね。

舞台はスウェーデンなので、出てくる車もヨーロッパ車ばかり。ランボルギーニに始まり、マセラティ・BMW。カーチェイスをするシーンもあるけど、そこは高級車じゃないってのがまたいいかも。

姉妹対決が絡むストーリーも興味深いけど、見ているだけで寒気を感じるようなスウェーデンの風景や、リスベットとカミラの対照的な服装、なども楽しめるはず。

ただ残念だなと思ったのは、ミレニアムシリーズを通して作品から感じていた、権力を駆使して隠蔽されてしまう世の中の悪に、ミカエルとリスベットがタッグを組み、それを暴き白日の下に晒す、という軸がこの作品ではあまり感じられなかった点。

AIの世界的権威であるバルデル教授が開発した核攻撃プログラムを取り戻す、という使命はあったものの、ミレニアムシリーズの軸となっていた「暴いて白日の下に晒す」のとはちょっと違った形になっていましたからね。

とは言え、最後まで夢中で観られる作品にはなっていましたので、サスペンスアクション系がお好きな方ならおススメです。

1作目を観ていなくても大丈夫か?

原作は、シリーズ4からなっていますが、シリーズ1の「ドラゴンタトゥーの女」を観ていなくても、全く問題なく楽しめます。

リスベットとミカエルという人物は共通していますが、その他の出演者はほぼ違っていますし、内容も続いていないので、何ら疑問も持たずに観られるはず。

1作目のドラゴンタトゥーの女についてもこちら↓↓に書いているので、もしよかったら読んでみてくださいね。

「ドラゴンタトゥーの女」はルーニー・マーラが最高!スウェーデン版「ミレニアム」もおすすめスウェーデン映画を2011年にハリウッドでリメイク。ダニエル・クレイグ主演、天才ハッカー役リスベットを女優のルーニー・マーラが抜群の存在感で演じたミステリーサスペンス作品「ドラゴン・タトゥーの女」は、スゥエーデン版もおススメ!...

キャスト一新!リスベットのバイクもイタリア「Ducati」に

ドラゴンタトゥーの女

監督 デヴィッド・フィンチャー

雑誌ミレニアム編集長:ミカエル ダニエル・クレイグ

天才ハッカー:リスベット クレア・フォイ

リスベットのアイコンと言えば、ライダースジャケットとバイク。ドラゴンタトゥーの女で乗っていたのは、ホンダのバイクをGLORY MOTOR WORKSというショップが映画とリスベットのイメージに合わせてカスタムしたものらしい。

蜘蛛の巣を払う女

監督 フェデ・アルバレス

製作総指揮 デヴィッド・フィンチャー

雑誌ミレニアム編集長:ミカエル スベリル・グドナソン

天才ハッカー:リスベット ルーニー・マーラ

今回、リスベットが乗っていたバイクは、イタリアの「Ducati」 自宅を爆破されて、パトカーに追われ、バイクで凍った湖の上を疾走する姿はブラボー!でした。

新旧のリスベット役を比較!

天才ハッカー:リスベットの存在なくしてミレニアムシリーズは語れない!「蜘蛛の巣を払う女」を観たとき、あれ?リスベットのドラゴンタトゥーの図柄が違うかも?と思ったので、インスタグラムを探してみました。

ビンゴ!やっぱり変わっていました。これもなんとなくリスベットの雰囲気に合わせて変えたような気がして、その細工の細かさに少し感動。

「ドラゴンタトゥーの女」リスベット:ルーニー・マーラ


とにかく、私はルーニー・マーラ演じるリスベットが大好きでした。見た目もハートもパンクだね!

小柄で華奢なのに、めらめらと燃えるようなオーラを背負っているような激しさ。だけど、時々ミカエルだけに見せる少女のような部分。

寡黙で実行あるのみの男前な性格、不屈の精神を持ち、それはリスベットの生い立ちにより作られたという悲しい過去。

見ていて苦しくなるほど、どんな境遇にあっても戦うリスベットを魅力的に演じていました。

「蜘蛛を払う女」リスベット:クレア・フォイ

ルーニー・マーラのリスベットに比べると、少し角が取れた感じ。不屈の精神はそのまま感じられるけど、透明感のあるリスベットになっていたように感じましたね。

大きな済んだ青い目の奥に悲しみと憎しみが同居し、悪は絶対に許さない!という強い意志が感じられます。

カミラと対峙し「どうして私を連れて行ってくれなかったの」と言われた時、静かに涙を流します。

その時の心情を思うと、泣けてくる。

そう!そのときの心情を深く知りたかったら、是非「ミレニアムシリーズ」を全作読んでみることをおススメします。

とにかく、リスベットの生い立ちは壮絶。ロシアマフィアや国家の陰謀まで絡んでますから。

ミレニアム 原作本もおススメ

ミレニアムは原作がとにかくおススメなんです。比較的、映画は原作に忠実に作られていますが、時間の拘束があるため、詳細が省かれていたり、少しはしょって物語が進んでいたりします。

だけど、本を読むと、ゾクゾクするほどの恐ろしさと深い闇、戦うリスベットのパワーを更に感じられるはず。

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