いい時代になりましたよねぇ。日本で未公開の映画を探す楽しみを味わって、更にのんびりと家で鑑賞できちゃうんですもの。
私のようなインドア派は、動画配信が当たり前になってきて、益々家から出なくなっちゃいますよっ。
たまには、ビタミンD生成のために太陽を浴びなくちゃね。
と思いつつ、太陽サンサンのフロリダのビーチで活躍する海難救助隊を描いた、ドウェイン・ジョンソン主演の「ベイウォッチ」を観ていました。気楽に観られるおすすめの作品です。
ドゥエイン・ジョンソンと新隊員としてやってきたザック・エフロンの筋肉対決!
それでは、陽気な筋肉救助隊のキャスト解説とあらすじ&感想を綴ってみたいと思いますが、ネタバレいたしますことをご了承くださいね。

Contents
作品の概略
エメラルドベイでは、ミッチ・ブキャノン副隊長率いるライフガードの精鋭部隊が、日光浴やビーチ遊びを楽しんでいる人たちの安全を見守っています。
そこに、テストで選ばれた3名の新しい研修生が入隊。
ある日、小型船が沖で炎上する事故が発生。救助した女性はドラッグを所持、さらに犠牲者の男性は不審死とみられることから、ミッチたちが捜査に乗り出す。
警察官やその上司たちに掛け合うも、一向に捜査は進まず、チームが独自に調査をするが、ミッチたちはエメラルドベイを守ることができるのか?
陽気な筋肉救命隊キャスト
副隊長はドウェイン・ジョンソン
エメラルドベイのベイウォッチ副隊長:ミッチ・ブキャナン
見てください!この肉体!もはや人の体ではありません。この肉体で身長196センチですから。文字通り「The Rock」です。ご存知ない方のために、彼は俳優になる前は、The Rockという異名を持ったプロレスラーでした。
と聞くとこの体にも納得ですかね。
心身ともに強靭なんだけど、チームを引っ張っていく統率力、チームメンバーからの信頼、みんなが気持ちよくビーチで遊ぶために守る使命感に燃えているオトコです。
以前は金メダリストだったものの、落ちぶれてやってきたブロディ(右)のことを叱り飛ばしたり、首にしたりもするんだけど、どこかで気持ちを寄せ、心配してあげちゃってるあったかい海の男なのよ。
元金メダリストはザック・エフロン
金メダルをふたつも獲得した元水泳選手:マット・ブロディ
ザックさんも体脂肪率は一桁だろうなぁという美しい肉体をお持ちなんだけど、身長173センチとそう大柄なわけじゃないから、ドウェインさんと並んじゃうと迫力が違う。すごくかわいく見えるものね。
ザック・エフロンは、「グレイテストショーマン」で空中ブランコ乗りのフィリップ・カーライルを演じていました。
今回は、里親の元を転々としながらも水泳選手として2度も金メダルを獲得したのに、リレー競技で泳いでいる最中に、二日酔いのためプールで吐いてしまい「ゲロ彗星」というあだ名が付けられ落ち目に。
プライドは高いし、自分ならテストを受けなくても何でもできるから大丈夫と自信満々。ミッチに鼻っ柱をへし折られても、そのプライドは変わらないが、徐々にチームの力、団結力、ミッチのハートに気づき変わっていく。
ディカプリオの恋人と噂されたケリー・ロールバッハ
ミッチと共にエメラルドベイを守る人気者のベイウォッチ隊員:C.J.パーカー
めっちゃスタイルいんですよっ!映画の中でも衣装はほぼ水着でしたが、その素晴らしいスタイルに女の私でもうっとりしましたもん。
実はケリーのパーフェクトなボディに目を奪われたのが、レオナルド・ディカプリオ。ディカプリオと噂になったことで一躍有名にもなったモデル出身の女優さん。
スタイルもいいし、明るい美人のC.J.パーカーは、実力も備えたエメラルド・ベイの人気者。
健康的で救助隊が似合うアレクサンドラ・ダダリオ
テストに無事合格した新しい研修生:サマー・クイン
ブロディと共に研修生になったサマー。テストを受ける前、ブロディにナンパされるが、見事なあしらい方でいなす。
イケてないけど一生懸命な男はジョン・バス
毎年テストに不合格ながらもめげずに受け続け念願の研究生になれたロニー・グリーンバーム
ドジでへなちょこなんだけど、やるときにはやる!C.J.パーカーに憧れていて、最初は面と向かうと話もできなかったのに、最後はいい感じに。
こーゆー奴、いるよなぁ~というキャラ。救助隊のくせしてダルダルのお腹なんだけど、なんだか憎めないんですよ。
感想
海外サイトのレビュー評価はあまり高くないんだけど、個人的には難しいこと考えずにボケーっと見られて、ラストは気持ちよく終わる最高な娯楽映画だと思います。
時々ぷぷっと笑えるネタも仕込んであって、こういう作品、好きですけどねぇ。
その1 フロリダの海には筋肉が似合う
ミッチにブロディが対決を申し込み、筋肉試合をするんだけど、その場面必要ですかっ?とは思いつつ、青空&ビーチでのサービスショットのような筋肉対決は、なかなか見ごたえあります。
きっと男性へのサービスショットは、女優さんたちの衣装がほぼ水着ってとこかな。
救助隊だからビキニではないんだけど、ヒップの切れ込みがさすがアメリカですね。素晴らしくヒップが美しく見えるカッティングです。
その2 ブロディの女装はイケてない!
沖合で小型船が炎上し、それを救助隊チームで助けに行くことから事件の匂いを感じたミッチが独自に調査を始め、それがいろいろとトラブルになっていくんだけど、
敵の陣地に潜入するぞ!となったとき、ブロディが「このままじゃバレますよ」と言うとミッチから「変装だ」と言われるわけ。
そして、変装した二人が敵地に乗り込もうと現れたブロディは何と女装!かえって目立つじゃん、て話ですけど・・・ここは笑っておくシーンかも。
イケメンが女装すると、イコール美女になる、わけではないのね。あまりにいかついから、おかしいです!でも、足はキレイだったな。
その3 人は本気に影響される
小型船炎上から事件の匂いを嗅ぎつけた!というサスペンスかと思いきや、そうした要素はありつつも、意外性のある展開は特になく、時々笑えるコメディアクションとでも言いましょうか。
ただ、燃え盛る小型船に残っている人を助けるミッチは、さすが救助のプロ!って感じでお見事だったわね。すかーっとする。
腐った根性の奴がエメラルドベイ一帯の土地を買い占めようとしているために、いろいろな事件が起こってくるんだけど、そのためにはエメラルドベイを守っている正義感の強いミッチは邪魔なのよ。
本人は知らないけど、ブロディは保護観察免除を条件に、ミッチを辞めさせた後釜候補として送り込まれたコマだったわけ。
小型船で死んでいた市議の死体を調べていたことで、ミッチは警察から呼ばれ、ついに首になってしまうんだけど、警察署のお偉いさんもベイウォッチのボスも実は全員グル。
首になったミッチは、ケータイ電話の販売店に再就職するんだけど、ある日ある男やってきて「何、靴なんか履いてるんだ?それでいいのか?」って怒られるの。
靴はいてて怒られるって・・・大人なのに、自由だなぁ。フロリダって。
プライドが高くて救助隊員としては使えなかったブロディも、チームのみんなの真剣さやミッチが身体を張ってエメラルドベイを守る姿にちょっとずつ変わっていくの。
学校でも会社でも、本気の人を見ていると、人は影響されるじゃない?どんな人間関係でも同じよね。
その4 新隊長の登場シーンがおしゃれだねぇ
新隊長として紹介されて、砂浜に12センチプラットフォームハイヒールで現れたのは、テレビ版ドラマでC.J.パーカー役を演じていた「パメラ・アンダーソン」という憎い演出でThe Endを迎える。
一瞬、パメラ・アンダーソンがファラ・フォーセット・メジャースに見えちゃった自分、古い人間だ・・・と思ったわ。
私はNetflixで見たんだけど、ストーリーが終了した後も、NGシーンが盛り込んであって、俳優さんたちの撮影の様子が垣間見られて楽しかったな。
まとめ
この映画の音楽を担当しているのはアメリカ人の「クリストファー・レナーツ」なんだけど、映画の製作会社はパラマウント映画で中国資本が入っているからか、映画の冒頭に流れる音楽が中国風のように感じたのね。
しつこいけど、映画と音楽って、切っても切れない濃い関係性と思っているから、映画の雰囲気と音楽が合っていないと感じると、観る気が急にしぼんだりもしちゃう。
そこが少し残念だったかな。
