ドキュメンタリー

「ヴィヴィアン・ウエストウッド」はパワーと元気をもらえる映画だった!エレガンス語録と感想

2018年最後に観た映画は、女性なら誰でもが聞いたことはある英国のパンクなデザイナー「ヴィヴィアン・ウエストウッド」のドキュメンタリー作品

若い頃からファッションは大好きだったので、ちょいと興味があって行ってみたってわけ。

もう70歳を超えているというのに、何てパワフルなのっ!なんて、素敵なのっ!と、最高に元気をもらえる映画だった

はっきり言っちゃえば、歳を取るのは嫌なのよ。鏡を見るのは憂鬱なのよ。衰えていく自分は受け入れがたいのよ。

だけど、人は平等に歳を取るわけで、自分だけじゃない。テレビを観れば、トゥーマッチに若返りをしちゃってる不自然な女優さんやら歌手の方がいらっしゃる。

しわくちゃになるのは嫌だけど、痛い若返りも飛びつく気にはなれない。と、まあいろいろと心乱れるわけさ。

そんな私に、歳を取ってもこんなにパワフルに人生を楽しんでる女性がいる!という現実を見せてくれた映画だったかな。とてもハッピーな気持ちで帰ってこれた。


パワーと元気をもらえる映画だった!

今作は、英国カルチャーのトップの座に君臨しながら、77歳にして生涯現役を誓うヴィヴィアン・ウエストウッドのパワーの秘密に迫る、情熱に満ちたドキュメンタリー映画です。

何がすごいって、いい意味で頑固。自分の目の届かない方針は認めないし、作品に情熱をささげているから、儲けようだなんてこれっぽっちも考えていない。

だからこそ、ヴィヴィアンの周りにいるスタッフはすごく大変だし、振り回されたりもするんだけど、ヴィヴィアンの作品のファンだったら、そんな考え方で生み出される作品なら絶対!という信頼を寄せられる。

デザイナーとしての苦悩もあるし、スタッフと揉めて悩むこともあるんだけど、自分のブランドに対するゆるぎない思いがあるからこそ、判断がぶれない。

毎日ブレブレで生活している私にとっては、真似はできなくてもお手本にしたいという前向きな気持ちをもらった感じ。

ヴィヴィアン・ウエストウッド 数々の伝説

アカデミー賞の授賞式では、メリル・ストリープ、ヘレン・ミレン、ティルダ・スウィントン、ヘレナ・ボナム・カーターたちがヴィヴィアンのドレスを着用してきたし、映画「セックス・アンド・ザ・シティ」ではサラ・ジェシカ・パーカー扮するキャリーのウエディングドレスを作って大きな話題に。

デザイナーを目指していたわけではなく、専攻は美術。だけど、最初から自分自身の才能には自信があったヴィヴィアン。

2度目の結婚で夫となったマルコムと共に、ロックをコンセプトにしたブティックをオープンし、これがパンク・ロックとして脚光を浴びるのね。

後にパリでブティックをオープンさせるも、これは失敗に終わりクローズ。一時、ヴィヴィアンは無一文になり、ミシン1台で再出発した経験もあると映画の中で息子が告白している。

1990年と翌年、2年連続でデザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞。その後、パリ出店に再挑戦し、大成功を収めた。

2006年には、ファッションデザイナーとしての貢献によってデイム DAME(大英帝国勲章)の称号を授与。

最強のエレガンス語録

インタビューの前に
「自由に話してさっさと終わらせたいの」

世界への進出の受けて
「悪いけどお金には興味はないの」

ショーの準備をしているときに
「こんなクズ、ショーには出せない」

77歳の今、ヴィヴィアンが思うこと
「自分らしく生きなくちゃ」

デザイナーであり環境保護活動家でもある

画像引用元:映画「ヴィヴィアン・ウエストウッド」 オフィシャルサイト

南極を旅したとき、地球温暖化の影響を目の当たりにし、ヴィヴィアンはそこから環境保護・人権保護問題の活動家として、パワフルな活動をしている。

ヴィヴィアン・ウエストウッドは、絶滅寸前の森林保護を支援する環境保護団体「クールアース(Cool Earth)」に100万ポンド寄付したことから、2012年11月に夫アンドレアス・クロンターラーと共にアマゾン熱帯雨林地域を訪れている。

「クールアース」は、チョコレート製造のためのカカオ栽培やジュエリー製作など、木々を伐採しなくても継続的利益を得られるように支援。「クールアース」最大の資金調達者であるヴィヴィアンは、自らセレブたちから寄付を募り、森林保護に貢献している。

感想

冒頭にも書いたように、すごくパワフルでエネルギーに満ちている。そして、さすが!ファッションデザイナーだけあって、ヴィヴィアンが着る服に「年齢」という枷が全くない。

日本では歳を取るとこうでなくてはならない的な暗黙の服装ルールが存在しているような気がしてならないが、それをカッコよく打ち破るにはどうしたらいいのか?が自分の課題とも思っていて、その一つが、かっこよく服を着るためのボディ作りにつながってもいる。

人種が違うので、同じように70代になっても似合う色や着られる色に違いはあるだろうが、自然体で何でも着こなしてしまうヴィヴィアンのファッションに憧れたかな。

チェックにストライプを合わせるとか、70歳を過ぎてもパンクなばーさんとか、いいなぁ。

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