サスペンス

未公開映画「アンセイン狂気の真実」は・・こっ怖いっ!確信に触れずネタバレあらすじす

日本では劇場未公開のサイコサスペンス映画「アンセイン狂気の真実」が怖すぎます。

原題のunsane(アンセイン)とは、「狂気の」という意味。

日本で劇場未公開の作品は、当たり外れがあるけど、この作品についての個人的な感想としては大当たり!でした。

ホラーは苦手だけど、サイコサスペンスは好きです。サイコサスペンスにはゾンビは出てきませんからね。サイコパスは、ある意味ゾンビより怖いかもしれないけど。

ごく普通の生活をしていた女性が、カウンセリングを受けに病院を訪れたことから物語は始まります。

えっ?そんなことってあるの?

次々とそんな展開になっていきます。

主人公のソーヤーを追い詰めるのは、ストーカーだったデヴィッド。スートカーの心理がみな同じわけじゃないかもしれないけど、最悪な勘違い野郎です。

ストーカーのおぞましさ、病院で受ける仕打ち、その裏に潜んでいる醜悪なビジネス。

怖いっ!恐ろしいっ!やだっ!と思いながら、夢中で最後まで観ちゃいました。

サイコサスペンスなので、あらすじや感想につきましては、確信には触れないよう注意しながら書いたつもりですが、ネタバレはしておりますことをご了承くださいね。

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未公開映画「アンセイン狂気の真実」概略

「オーシャンズ11」のスティーブン・ソダーバーグ監督が、全編をiPhoneで撮影した作品。

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主役のソーヤー・ヴァレンティーニを演じたのは「蜘蛛の巣を払う女」でリスベットを演じた「クレア・フォイ」

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マット・デイモンも特別出演しています。どんな役柄でどこに出てくるかは、是非ご自身で確認してみてくださいね。数秒とかではないので、絶対にわかります。

ストーカーのデヴィッドという男につきまとわれ、母親に本当の理由を告げずに引っ越して新たな生活を始めたソーヤー。

だが精神的に追い詰められた日々は変わらず、ある日、とあるカウンセリング施設を訪れてカウンセラーと話をするが、強制的に入院させられることに。

彼女は警察に助けを求めるが、警察も周りの看護師も取り合ってくれない。あげくの果てに、人を殴ってしまい入院期間が延長されてしまう。

さらに、彼女の前にあのデヴィッドが職員として現れるのだった……。

「アンセイン 狂気の真実」日本オフィシャルサイトより

未公開映画「アンセイン狂気の真実」確信に触れずネタバレあらすじ

ネタバレあらすじその1 ソーヤー:カウンセリングへ

会社員として働いているソーヤーが、ある施設のカウンセリングを受けに行き、そこでドクターの質問に従って素直に心の中を吐露します。

カウンセリングを受けに行くきっかけになっているのが、ソーヤーがストーキング被害にあった経験。

「自分の言葉が誤解を与えないか確認してしまう」と、カウンセラーに語っていた言葉が印象的でした。

ソーヤーは担当してくれたドクターが気に入り、また次もあなたに話を聞いてもらいたいわ、と言いながら、ドクターから形式的なモノと言われた書類にサインします。

そして、受付で次の予約を取ろうとすると、職員が現われ、他の部屋へと案内され、そこで持ち物を取られ、身体検査をされ、病室に連れていかれてしまいます。

ネタバレあらすじその2 強制入院の生活

きちんとした理由がわからないまま強制入院をさせられてしまったソーヤーは、受付で電話を借りて警察を呼ぶも、警察は受付でカルテを確認しただけで帰ってしまいます。

病室はがらんとしていて、なんと!男女同室。やだよねー。しかも、隣のベッドにいるヴァイオレットという女性は、トラブルメーカー。

病院側は、ソーヤーが入院に承諾したと、ドクターから形式的なモノと言われてサインした書類を見せます。

このシーンを観たとき、内容をしっかり確認せずにサインするのは危険!ということを再確認しましたね。

何を主張しても取り合ってもらえず、挙句の果てに職員に暴行を働いたという理由で、入院期間が伸ばされてしまいます。

そりゃあ、無理もないし・・。だって、ちゃんとした説明もなく、外との連絡も取れない状況で、誰もまともに話を聞いてくれなかったら暴れたくもなっちゃうもん。

ネタバレあらすじその3 ストーカー:デヴィッド現る!

入院患者には、毎日薬が与えられますが、順番に並んで薬を受け取り、職員が観ている前で飲み干し、口を開けてちゃんと飲んだかチェックされます。

その係を受け持っていた男はなんと!ソーヤーをストーキングしていたデヴィッドじゃあありませんかっ!

激しく動揺し、再び暴れるソーヤーに対して、有無を言わさず鎮静剤と思われる注射が打たれちゃう。

デヴィッドは、ジョージと名前を変えて、その施設に勤務していました。

明らかにはされていないけど、ジョージ(デヴィッド)がソーヤーをその施設に誘導したのか?何故、ソーヤーが訪れた施設にジョージ(デヴィッド)がいたのか?

映画を観ている限りにおいては、ソーヤーが入院した後にデヴィッドが雇用されたわけじゃないと思うのよね。

そこは謎でした。

ネタバレあらすじその4 施設の中の協力者:ネイト

同じ病室にいるネイトという青年から、「逆らわず、静かに目立たないように過ごしていれば7日で退院できるから」と言われたソーヤー。

でも、そう言われた後に暴行事件を起こしちゃうんだけどね。

ある晩、ネイトがケータイ電話を使っているのを目撃し、休み時間にケータイを貸してほしいと頼み、ボストンにいる母親に連絡を取ります。

ネイトから教えてもらった情報によると、ソーヤーらがいる施設は保険絡みのビジネスとして入院患者を利用しているらしいとのこと。

そうです。そこにビジネスの陰謀が隠れているわけですよっ。恐ろしいですねぇ。

ネタバレあらすじその5 ソーヤーの母がやってくる

ソーヤーからの連絡を受けた母親は、早速施設にやってきます。受付で娘を退院させると息巻いていると、担当者のところへ案内されます。

この担当者ってのがツワモノでねぇ。いかに入院患者の健康を思っているか、いかにこの施設が素晴らしいか、ということを立て板に水のように説明します。

勢いのあったお母さんが、次第に静かになっちゃうところがイラつくんですよっ。

とりあえず娘に会わせて!というお母さんの要望は通り、ふたりは面会し、お母さんは「軍隊だろうと、FBIだとうと、何でも連れてきてあなたを出してあげるから」と約束して帰っていきます。

ホテルに滞在しているお母さんのところへ、エアコンの修理を装ったデヴィッドが訪れます。さあああああ、お母さんはどうなってしまうのかっ?

ネタバレあらすじその6 勘違い野郎のストーカー:デヴィッド

私は幸いなことに、ストーキングの被害にあったことはありませんが、想像するだけで嫌悪感マックスです。

全ての女性が同じだろうと思います。

だけど、何かをきっかけに勝手に恋心を抱き、勝手に相手も自分と一緒なら幸せだと思い込むのでしょうね。デヴィッドも同じです。

ホスピスでアルバイトをしていたソーヤーが担当していたのが、デヴィッドの認知症だった父親。そこでデヴィッドは、ソーヤーを天使、と思い込んでしまうわけですよ。

でも、正常な心を持った男性なら、それだけじゃ勘違いはしないだろうから、デビッドは女性に対して何らかのトラウマとか、圧倒的な経験値のなさか?そんなベースがあったのでしょうね。

ネタバレあらすじその6 勘違い野郎のデヴィッドのキモイ発言

デヴィッドは職員である立場を利用して、やりたい放題。ソーヤーと仲良くしているネイトにも制裁を加えます。

もうゆがみの極致。入院するのはソーヤーじゃなくて、お前だろっ!と心の中で叫んでいましたさ。

「こんなに愛しているのに」

「僕は山小屋を持っている。そこで二人だけで幸せに暮らそう」

「君には本当の幸せが見えていないんだよ」

って、キモ嵐!です。

そこで、ソーヤーは自分を独り占めしたいデヴィッドの心理を利用して、ある作戦に出ます。

さて、ソーヤーは無事救出されるのか?ネイトやお母さんはどうなるのか?

未公開映画「アンセイン狂気の真実」の感想

ソーヤーが強制入院させられるまでは、何?どうして?えー、わからない!ことが多くて観ていて非常に戸惑ったのですが、それも後々少しずつ解明され、中盤から俄然面白くなってきます。

多分、現実にこうしたストーカーはいるだろうと思うし、だからと言ってソーヤーが言っていたように「誤解されないよう発言に気を付けている」としても、被害にあわないとは言い切れない恐ろしさがあります。

絶望的な状況が、時間がたつほどに深くなっていく感じが、ゾッとします。デヴィッドから薬を盛られ、朦朧としているソーヤーは、もうダメかも・・的な言葉を口にしてしまいます。

そんなソーヤーを軽い調子で励ましてくれたのがネイト。この軽い感じが、とっても好ましかったんですね。人は、励ましてくれる人がいるだけで、諦めない気持ちを持つことができるんだ、と再確認しました。

ストーカーというヤツは、結局、自分のことしか考えていないんですよね。本当に相手が好きなら、本当に相手の幸せを思うなら、相手の望むことに対して聞く耳を持てるはずですもん。違うかしら?

ストーカーに狙われやすいタイプの女性ってあると思うの。

映画の中でも、ソーヤーはデヴィッドの父親の葬儀の時に、デヴィッドが出した手を握り返しちゃったのね。きっと、ソーヤーは優しさ、思いやり、慰め、そんな気持ちから深く考えずに手を握り返しただけだとは思う。

でも、それをしなかったら、デヴィッドは勘違いしなかったかもしれないなぁとも思うわけ。

優しさと優柔不断は紙一重だし、傷つけないような態度を取ることは、はっきりとした否定にならないこともあるし。

ラストシーンは、事件から6か月後のソーヤーなんだけど、ほんのワンシーンのソーヤーの行動に胸が痛くなります。ソーヤーは100%被害者なのに・・と。

好意を寄せていない相手に対しては、毅然とした態度で対応しよう!と決意した私だけど・・・ま、そんなことはもう起こらないか。

上映時間も98分と比較的短いので、サクッと観られておススメです。

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