動画配信サイトは何を選んでいらっしゃるかしら?
私の周りではAmazonプライムに加入している人が多いけど、amazonを利用していない人なら、探しやすさや新旧作品数が多いことからU-NEXTがおススメです。
Netflixも個性あるオリジナル作品を多く配信していることでは面白いのですが、既存の洋画配信数が少ないこと、探しにくいことがマイナスかしらね。
U-NEXTでは、日々多くの作品が追加されるので、何を観ようか迷って選ぶのに時間がかかってしまう点がデメリットかなと感じていたりします。
作品を探して時間だけが経過し、結局決めかねて鑑賞を諦めることも多々あるので、完全に私個人の好みにはなりますが、2020年12月1日現在の洋画「新規入荷作品」カテゴリーからおススメを選んでみましたので、参考にしていただけたら嬉しいです。
恋愛映画は1本もありませんことを。あらかじめお知らせしておきますね。作品は、製作年順に並べています。
ボルサリーノ2
40年以上前の映画になりますし、主演のアラン・ドロンは映画界を引退してしまいましたが、今ほど洋画の数や種類も多くなかった当時、うっとりするほどの素晴らしい美しさに虜になっちゃった私でした。
1作目のボルサリーノでは、同じくフランスのスター「ジャン=ポール・ベルモンド」と共演し、1930年代のマルセイユを舞台に描いたギャング映画。
そしてボルサリーノ2は、相棒だったジャン=ポール・ベルモンドがなくなり、アラン・ドロンが演じたロッコが復讐を果たしたことでギャング間の諍いに発展していきます。
ギャング映画だから女性向きじゃないでしょー、と思われてしまいそうですが、アラン・ドロンの美しさにため息をついてほしい作品です。
美しい男性をボーっと見ているだけでもいい!という方がいらしたら是非!
ライフ・イズ・ビューティフル
原題:La vita e bella
製作年:1997年
製作国:イタリア
キャスト:ロベルト・ベニーニ他
監督:ロベルト・ベニーニ
脚本:ロベルト・ベニーニ、ビンセンツォ・セラミ

洋画好きなら誰でもが「名作」として推薦する素晴らしい作品です。
かなり前に観た映画なので、細部までは記憶にないんだけど、愛情深い父親がひとり息子を何が何でも守ろうとする姿に胸を打たれた作品でした。
強制収容所に送られたユダヤ人の父親が幼い息子を守るため意外な行動に出る姿を描いた感動作
ユダヤ系イタリア人のグイドが、小学校教師ドーラと出会い結婚。やがて2人の間には、息子ジョズエが生まれて幸せに暮らしていましたが、ユダヤ人迫害によってグイド家族は強制収容所に連行されてしまいます。
だけど、グイドは息子に現実を悟られないよう、迫りくる危機の中でもひたすら明るくふるまって息子を守ろうとするんです。そのグイドの様子が泣けるんですよっ。
世の中の理不尽、人種差別に対し無性に腹は立つけど、とにかくグイドの振る舞いに感動します。
マリー・アントワネット
原題:Marie Antoinette
製作年:2006年
製作国:アメリカ
キャスト:キルステン・ダンスト、ジェイソン・シュワルツマン
監督:ソフィア・コッポラ
脚本:ソフィア・コッポラ

マリー・アントワネットを題材にした映画は多々ありますが、個人的にはこの作品が一番好きです。
世の中の評価はそれほど高くないんだけど、何しろマリー・アントワネットの衣装や髪形、おやつに食べるスイーツが全てうっとりする世界観を作っています。
第79回アカデミー賞で衣装デザイン賞を受賞しています。ファッション好きな女性におすすめ。
アントワネット御用達の靴屋が、美しいクッションの上にきらびやかな靴を乗せて納めるシーンは大好きでした。スイーツの監修は、マカロンで有名なフランスの有名洋菓子店ラ・デュレ。

ビリーブ 未来への大逆転
原題:On the Basis of Sex
製作年:2018年
製作国:アメリカ
キャスト:フェリシティ・ジョーンズ、アーミー・ハマー
監督:ミミ・レダー
脚本:ダニエル・スティープルマン

1993年にビル・クリントン大統領に指名されてから2020年9月に亡くなるまで27年間にわたり、連邦最高裁判事を務めていたルース・ベイダー・ギンズバーグを描いた作品。
ルース・ギンズバーグもすごいんだけど、私が感動したのはアーミー・ハマーが演じていた夫のマーティン。
アメリカでさえ女性の名前ではクレジットカードが作れなかった時代に、時にケンカをしながらもマーティンは常にルースを助けるんです。
それが昭和な男だったら絶対に無理だな、という最高のヘルプをするんですよ。私はそこに感動しました。
きっとルースは、マーティンと結婚していなければ、夢をかなえることはできなかったかもしれない、とすら思いました。
向上心や戦う気持ちを忘れず、常に前を見て進んできたルースの強さから学ぶこともたくさんあります。

ハンター・キラー 潜航せよ
原題:Hunter Killer
製作年:2018年
製作国:イギリス
キャスト:ジェラルド・バトラー、ゲイリー・オールドマン
監督:ドノバン・マーシュ
脚本:アーン・L・シュミット、ジェイミー・モス
原作:ジョージ・ウォレス、ドン・キース

ジェラルド・バトラー主演の潜水艦アクション映画です。海の中でロリポップのように林立する海中爆弾の間を縫って大きな潜水艦を進ませるシーンなんて、手に汗握る緊張感です。
何故、潜水艦だったのか?という大事な点は忘れちゃったけど、とにかく大きなピンチを数々回避していくんです。
魚雷来る。爆弾飛んでくる。浸水もしちゃう。海図にないところをロシア艦長の指示で抜けていかなくちゃならない。
だけど、ジェラルド・バトラー扮する艦長ジョー・グラスは「俺を信じろ」と任務を遂行するんです。
かっこいいよねー。「はい!付いていきますとも!」と返事をしたくなる。
潜水艦の中だけじゃなく、陸部隊がロシア軍に囚われている大統領を救出するため地上に上がるんだけど、その時に「サクッと行きますか」「散歩っすね」と。
緊張感とドキドキと、本来は敵対する関係なのに同じ水の男として気持ちが通じるところとか、単純なストーリーではあるけど個人的にはストライクゾーンの作品でした。

レベル16
原題:Level 16
製作年:2018年
製作国:カナダ
キャスト:ケイティ・ダグラス 、セリーナ・マーティン
監督:ダニシュカ・エスターハジー
脚本:ダニシュカ・エスターハジー

日本では劇場未公開のカナダ製作のディストピアスリラー作品です。反ユートピア、反社会的、不道徳を感じるストーリーとでも言いましょうか。
女性の飽くなき美への執着を利用した恐ろしい陰謀が隠れているストーリーです。
評価がすごく高いわけじゃないし、随所に「あれ??」と思うようなイージーな展開や設定があったりもするんだけど、それでも少女たちがどうなっていくのか?その組織の狙いは何なの?と興味をそがれることなく見続けてしまいます。
スリラーというカテゴリーではあるけど、ゾッとするような場面はほぼありません。ストーリーの設定そのものが、ゾッとすると言えるかもしれませんけどね。

ANNA/アナ
この作品だけは追加料金がかかりますが、毎月ポイントが付与されるので、それを利用して550ポイントで鑑賞できます。
スパイ映画は大好物だし、リュック・ベッソン監督の「トランスポーター」のファンなので、世の中の評判はそれほど高くなかった今作ですが、私はとても好きです。
なんせ、スパイはANNAという美貌の女性。演じているのは、ロシア出身のモデル経験もあるサッシャ・ルス。
まあああああ脚の長いこと!!見事な美脚です。
ファッションを観ているだけでもかなり楽しいし、サッシャ・ルスの切れのあるアクションも抜群。
スパイとして活動する中でANNAの立場が二転三転するんですね。一体、彼女はどうなってしまうのか?と思いながら、ファッションやアクションを楽しみつつ鑑賞できる娯楽作品になっています。

まとめ
ものすごい数の中からたった7本しかご紹介できなかったのは、ちょっと残念でした。何度も何度も繰り返しスクロールして確認してみたけど、やっぱりこの7本かな。
どうしようか迷ったのが「トレイン・ミッション」
最後まで明かされなかった「謎」が興味深いアクション映画だったような記憶ですが、あまりはっきり覚えていないので外しました。
主演はアクション俳優と言ってもいいリーアム・ニーソンなので、アクションサスペンスがお好きな方は追加料金なしで鑑賞できるので、ちょいとポチってみるといいかもしれません。
無料で鑑賞できる作品は、ちょっと観て面白くなかったら止めちゃう、ことができるから次々気軽に選んで鑑賞トライをしてみるのもひとつの方法かしらね。
どーも私は悩んじゃうんだけど・・・
あなたの鑑賞トライの参考になったら嬉しいです。
Enjoy the movie!