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映画「キングスマン3 ファースト・エージェント」公開情報とシリーズ復習&今後の展開はいかに?

日本では2020年9月に公開が予定されていましたが、コロナの影響で2021年2月26日に延期になり、それも再延期になっていましたが2021年12月24日(金)に公開予定です。

そこで「キングスマン」シリーズ3作目「キングスマン ファースト・エージェント」の情報と、新作を観る前に過去作を復習しておくと更に楽しめるため、過去の2作情報をまとめてみました。

「キングスマン ファースト・エージェント」は、キングスマン誕生に迫る物語になっています。

1作目から担当しているマシュー・ボーン監督は、「第3弾でエグジーとハリーの関係を終わらせるつもりだ」と語っていて、今作を完成させ次第、第3弾をクランクインさせたいという意向を持っているそうです。

ということで、「キングスマン ファースト・エージェント」はキングスマンシリーズの特別編とでも言いましょうか。1作目と2作目でコンビを組んでいたコリン・ファースとタロン・エガートンは出演していません。

それでは、「キングスマン ファースト・エージェント」の情報と過去2作をまとめてみたいと思います。

キングスマン3 ファースト・エージェントの内容&公開日は?

キングスマン ファースト・エージェントの概要

『ザ・キングズ・マン(原題) / The King’s Man』は、2021年12月24日(金)公開の予定になっています。

日本でのタイトルは「キングスマン ファースト・エージェント」に決定しており、国際的なスパイ組織のキングスマンが誕生した20世紀初頭から第一次世界大戦までを舞台とし、キングスマン誕生に迫る前日譚になっています。

史上最悪の暴君や犯罪首謀者たちが、何百万人もの人々を一掃するために戦争を計画していて、それを阻止することが急務となったひとりの男の戦いの物語。

キャスト

シリーズ1作目が映画デビューとなったタロン・エガートンが演じたエグジーの出演はなく、エグジーと同じように新米スパイの成長過程が描かれていて、その新米スパイ:コンラッドを演じるのがハリス・ディキソン

1作目の「キングスマン」と2作目の「キングスマン ゴールデンサークル」では、コリン・ファースとタロン・エガートンがコンビを組んでいたけど、今作で高級紳士服テーラー店「Kingsman」の前に降り立ったのは、オックスフォード公爵とコンラッド。

画像引用元:IMDb

オックスフォード公爵を演じるのは、『ハリー・ポッターシリーズ』で最も恐ろしい闇の魔法使いであるヴォルデモートを演じているレイフ・ファインズ

帝国ロシアの祈祷師で、政治に対する影響力もあったと言われているラスプーチンも登場します。

余談ですが、ラスプーチンが宮中の貴婦人や貴族の子女から熱烈な信仰を集めていたのは、当時、ラスプーチンの2021超人的な精力によるという噂があったんですって。

画像引用元:IMDb

ラスプーチンを演じているのは、「アメイジング スパイダーマン」「スノーデン」に出演している、イギリス出身のリス・エヴァンス

キングスマンシリーズのおさらい

1作目「キングスマン」

原題:Kingsman: The Secret Service
製作年:2014年
製作国:アメリカ・イギリス
キャスト:コリン・ファース、サミュエル・L・ジャクソン、タロン・エジャトン
監督:マシュー・ヴォーン
脚本:ジェーン・ゴールドマン、マシュー・ヴォーン

【あらすじ】

ロンドンにある高級紳士服テーラー店「キングスマン」は、どこの国にも所属しないスパイ組織「キングスマン」の拠点で、難事件・テロリズムを解決している。

ブリティッシュスーツを着こなし、「キングスマン」の一員として活動しているハリー(コードネーム「ガラハッド」)は、かつて命を助けてもらった恩人の息子エグジーの頭脳と身体能力に注目し、キングスマンの候補生に抜擢する。

エグジーは、家柄の良い候補生たちと共に過酷な試練に耐え、最終試験まで残ったが、合格したのは紅一点の上流階級出身のロキシーだった。

ハリーは、地球を救うためには人口を減らす必要があると考えている富豪の実業家ヴァレンタインが関わっている巨大な陰謀を追っていたが、ハリーはヴァレンタインに射殺されてしまう。

そこでエグジーは「キングスマン」の内部に、ヴァレンタインのスパイがいることに気付く。

ハリーの仇を取るために、ロキシー達と共にヴァレンタインの秘密基地に潜入したエグジーは、激戦の末に勝利を手にする。

2作目「キングスマン: ゴールデン・サークル」

原題:Kingsman: The Golden Circle
製作年:2017年
製作国:アメリカ・イギリス
キャスト:コリン・ファース、ジュリアン・ムーア、タロン・エジャトン
監督:マシュー・ヴォーン
脚本:ジェーン・ゴールドマン、マシュー・ヴォーン

【あらすじ】

キングスマンの拠点が、謎の組織ゴールデン・サークルの攻撃を受けて壊滅し、残されたのはエグジーと教官兼メカ担当のマーリンのみ。

2人は同盟関係にあるアメリカのスパイ機関ステイツマンに協力を求めるため、テキサスを訪れる。

殺されたと思っていたハリーが生きていたことを知り喜ぶエグジーだったが、ハリーは後遺症のため記憶喪失になっていた。

マーリンの懸命な治療により、ハリーは現役復帰し、世界最大の麻薬組織であるゴールデン・サークル壊滅のために、ハリーとエグジー、ステイツマンのウイスキーはゴールデン・サークルの研究施設に潜入する。

その後、ゴールデン・サークルが麻薬に仕込んだ毒物の解毒剤を求め、ゴールデン・サークルのオンナボス:ポピーの本拠地「ポピー・ランド」があるカンボジアの奥地へ向かう。

そこでポピーに狙われたハリーは、ポピーに囚われていたエルトン・ジョンに助けられる。

事件解決後、キングスマンはステイツマンの資金援助を受けて再建を目指すことになる。

キングサークルに出演していたエルトン・ジョンは本人。エルトン・ジョンの反省を描いた映画「ロケットマン」では、エグジーを演じていたタロン・エガートンが、エルトン・ジョンの役を務めています。

キングスマン今後の展開

「キングスマン ファースト・エージェント」はキングスマンシリーズの特別編という位置づけで、スパイ組織キングスマンが誕生するに至る過程を描いていますが、ハリーとエグジーコンビの作品は、今作の次に予定されています。

監督がその作品で、エグジーとハリーの関係を終わらせるつもりだ、と語っているそうで、キングスマン1作目からのコンビの集大成になるらしいから、それも見逃せませんっ!

キングスマンが映画デビュー作となり、大活躍中のエグジー役タロン・エガートンは、今後の活躍も楽しみな俳優です。キングスマン以前にイギリスのドラマ映画『戦場からのラブレター』にも出演していますが、日本では未公開。

まとめ

キングスマンは1作目も2作目もかなりエグいシーンがあるものの、時々笑えてスカッとすし、拠点になっているテーラーがオシャレだし、スパイ活動に必須な武器がぶっ飛んでるし、最高に非現実的体験ができる娯楽映画です。

スパイ映画が大好きなので、新作を楽しみにしていましたが、キングスマンの誕生秘話を知ることができるなんて、キングスマンファンとしてはめちゃめちゃ楽しみですよね。

次の武器は傘?ステッキ?本?

ゴールデンサークルでは、エルトン・ジョン本人が出てきてびっくりしたけど、そんなサプライズネタがまた仕込まれているのかしら?

などなど、鑑賞するまであれこれと想像&妄想する楽しみもあります。

1作目と2作目をVODで鑑賞し、しっかりと復習してから新作をうやうやしく観に行くとするかな、と思っております。