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Netflix「スキン・ディシジョン: お肌の悩みをプロが解決」美容外科の進化を目の当たり

Netflixオリジナルのドキュメンタリー「スキン・ディシジョン: お肌の悩みをプロが解決」を鑑賞してみました。

原題は「Skin Decision: Before and After」で、お肌の悩みだけでなく様々な悩みに対してドクターのシーラ・ナザリアンと看護士でグローバルスキンケアの専門家であるナース・ジェイミーが、解決へと導きます。

傷の修復からダイエットで余ったお腹の皮、皮膚のたるみ、事故で傷を負った顔の修正、性同一性障害の悩みなど、その内容は多岐にわたり、技術的な面だけでなくカウンセラーとしての役割も担っているふたり。

さすがに美容系のスペシャリストらしく、二人とも白く輝く真っすぐな歯と、ぴかぴかなお肌の持ち主です。

美容医療のすさまじい進化を目の当たりにするドキュメンタリーでした。

それでは感想を綴ってみたいと思いますが、ネタバレも含まれますことをご了承くださいませね

作品概略

原題:Skin Decision: Before and After
製作年:2020年
製作国:アメリカ
キャスト:ナース・ジェイミー、シーラ・ナザリアン

キャスト

悩める人たちを導くドクターとナースのプロフィール。

ジェイミー・シェリル

 

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カリフォルニア州サンタモニカのビューティーパークメディカルスパの共同オーナーで、三つ子の子供たちとロスのパシフィックパリセーズに住んでいます。

看護師およびグローバルスキンケアの専門家として、医療スパで20年以上の経験があり、最先端の医療機器によって多くのセレブ顧客を満足させています。

独自に開発したジェイミーヘルシースキンソリューションという美容ケア製品ラインを所有。

女優やプロデューサーとしての経験もあり、今作のプロデュースも務めています。

シーラ・ナザリアン博士

美容外科、形成外科、再建手術、火傷手術の訓練を受けたビバリーヒルズの形成外科医。ナザリアン形成外科の創設者。

6歳の時に家族と一緒にイランからアメリカへ渡り、ニューヨークのコロンビア大学に通って経済学の学士号を取得。

そこから、イェシヴァ大学のアルバート・アインシュタイン医科大学に入学。

その後、南カリフォルニア大学で複合整形手術のレジデントになり、南カリフォルニア大学では助教授として指導を続けています。

神経外科医のファルダッド・モビン博士と結婚し、3人の子どもがいます。

ざっくりあらすじ

画像引用元:IMDb

整形外科医のシーラ・ナザリアン博士と、ナースで美容機器専門家のジェイミー・シェリルの元を訪ねてくる、コンプレックスを持つ男女。

彼らの悩みを聞き、それに対応すべく詳細なカンファレンスを経て、相談者にとって一番いい治療を施すまでを描いたドキュメンタリー。

感想

美容整形と聞くと、しわやたるみの改善、二重瞼にする、豊胸手術みたいなことが頭に浮かびますが、こうした前向きな治療があるんだと改めて感じたドキュメンタリーでした。

日本のテレビでも以前、顔にコンプレックスのある女性が相談に来て、美容業界を挙げて解決に向かう番組があったし、韓国版もありますよね。

それのアメリカ版かな、と思ったけど、ちょっとだけ違うのが

事故で顔に傷がある
赤いニキビとニキビ跡がどうしても収まらない
性同一障害で自分は男なのにバストのふくらみが許せない
過去に受けた発砲事件による傷によって心の傷が癒えない
四つ子の妊娠出産でお腹の皮が戻らない

など、後発的な問題を抱えちゃったがゆえに、それ以降、心を閉ざし自分に自信が持てなくなってしまった人が多いこと。

何より素晴らしいのは、シーラ・ナザリアン博士とジェイミー・シェリルのカウンセリング。

美容外科を訪ねるクライアントは、ほぼ100%不安なんです。だけど、2人が真摯に耳を傾け、それぞれに悩みを自分のことのように受け止める姿にクライアントたちは安心し、もうそこで治療は半分成功したようなものだと感じます。

病院に行くときは、他の治療であっても何がしかの問題や痛みやトラブルがあるから行くわけで、そこで対面した医者が「こいつ話聞いてないな」とか、「質問に対する答えが曖昧だな」とか、「やけに偉そうじゃん」と感じたら、もうそこでその医者に診てもらうのは止めたくなりますもん。

なんて言うか、ふたりは否定も肯定もしないし、大げさなことも言わないし、できないことはできないと告げるし、それでいて相手を安心させるような言葉を選んでいます。

これって、営業にも使えるトーク術ですよ、きっと。

何を売るんでも同じだと私は思っていて、要は相手の気持ちになること。そこが難しいとも言えるけど、うちの製品はいいですよ、使えばきっと得しますよ、といくら熱く製品のよさを語っても、相手が欲しいと思う機能がなければゴミですから。

あ、話し逸れましたが、ふたりのカウンセリングが素晴らしいので、一気に信頼関係が構築されるわけです。

外科手術が必要な時は、ナザリアン博士が手術によって解決し、レーザー治療でOKな場合はジェイミー・シェリルが治療するんだけど、それもふたりでこういう方法があるよね、とお互い意見を出し合いクライアントにとって最善の方法を選びます。

映像には、ナザリアン博士による手術の様子も映し出されているので、そういう場面が苦手な方はご注意!でも、ずーっと流れるのではなく、短いショットで移る程度です。

イチバン気の毒だったのは

元夫に銃で撃たれて負傷した女性。その時の傷が身体のあちこちに残ったままなんですね。太ももの上の方には、穴が開いたままになっている箇所もあるし、顔にも傷が残っていました。

医者が傷が癒えたときの美しさまで考えて治療に当たったとは思い難い。

もしかしたら腕のない医者だったのかもしれないけど、医者の縫合の仕方でその人のその後の人生まで変わってきちゃうんです。

だけど、ナザリアン博士の見事な再生手術でその女性の傷はほぼ目立たなくなります。すると、涙を流して喜ぶんですよ。

そりゃそうですよね。しかも彼女は、夫に子供まで殺されていたので、自分の傷を見るたびにそのことを思い出していたはず。

そんな苦しい過去は、キレイさっぱり捨て去って、新しいスタートを切りたいと切実に願っていた思いが叶ったわけです。嬉しかっただろうなぁ。

アメリカならではの問題

車の事故で顔に傷が残ってしまったイケメンの黒人男性。ぱっと見は傷を感じないんですね。

だけど、なるほどなぁと思ったのが「顔に傷がある黒人の若い男っていうだけで、前科者、犯罪者、何か問題を起こすに違いない」という目で見られることにうんざり、という彼の言葉。

完全な偏見ですよね。でも、それがアメリカなのかもしれません。

起業家としても夢を持ち、人生これからという若さがあるのだから、顔の傷で判断されちゃうのはあまりに気の毒です。

彼はジェイミー・シェリルの卓越したレーザー治療と、欠損した眉をアートメイクで足すことにより素敵な笑顔を取り戻します。よかったねぇー。

そりゃ苦しいよね

性同一性障害の男の子は、元女の子なのでバストのふくらみに対して違和感を持っています。

それもものすごくキレイに切除できるんですね。びっくりしました。

妊娠によって腹筋が乖離してしまう症状に悩まされていた女性も、離れてしまった腹筋をくっつける手術によって正常に戻ります。

外科治療って、ものすごいことまでできちゃうんです。手術前は不安でいっぱいだろうし、術後は激しい痛みに悩まされることもあるようだけど、希望通りの外見を手にした人たちはみんな自信を取り戻します。

大幅に体重が増え、ダイエットによってスリムになったとしても、どうにもならないのが皮。これはどれだけトレーニングをしても解決できるものではなく、手術で取り除く以外に方法はないんですって。

だからこそ、ダイエットは急激に体重を落としちゃいけないし、それ以前に太り過ぎないよう気を付ける必要があります。

だけど、136キロにまでなってしまった女性は、親が信仰している厳しい宗教によって、青春時代に食べる楽しみしかなかったと言っていました。

キラキラの青春時代が、スカートも履けず、スポーツも出来ず、パーティにも参加できないって、地獄でしかありませんよね。

食べることに依存してしまった彼女を攻めることなんてできません。

誰でも何らかのコンプレックスを持っているだろうけど、それが解消されたら人生そのものが変わるほどの喜びだろうと思います。

日本の女性は若い

50歳と64歳の女性が、顔のたるみと皺に悩んで来院していました。

ふたりとも年齢が明かされるまで、70代だと思っていたほど。それに比べると、日本の女性って若いなぁと思います。

皺やたるみの大きな原因は、紫外線。50歳の女性は、それに加えてアル中の治療をしていたほどお酒に依存し、尚且つ喫煙者。気を付けなくちゃね。

今からでも遅くないので、外に出るときは日焼け止めをしっかり塗って、アルコールはほどほどに喫煙はNGってことで。

ふたりとも皺やたるみの加減がかなり進んでいたので、リフトアップ手術が施され、シミはレーザー治療。

でも、私も何度か受けたことがあるけど、レーザーは種類によって、結構痛いんですよ。それを思い出すと躊躇します。

まとめ

コンプレックスは様々だけど、こうした美容外科的治療は全額自己負担でかなり高額。誰でもが受けられる治療ではないところが悩ましいですけどね。

それでも、死ぬほど悩んでいるとしたら、お金には代えられない価値があると感じます。

自分に自信が持てない人生は、楽しさレベルや人とのかかわり方まで違ってきちゃいますから。

カウンセリング前は笑顔が寂しげだったのに、術後の自分の姿を鏡で確認する姿はみんな素晴らしい笑顔でした。

作品の冒頭に「これは娯楽・情報番組です」というテロップが出ます。今作を観て、自分も同じようになると勘違いはしないように、という注意喚起です。

シーズン1は全8話でしたが、最後の8話にはコンプレックスの克服は、手術に頼らなくても気持ちの持ちようでもある、というすごくいい症例でまとめてありました。

女性必見のドキュメンタリーかもしれません。