Netflixでスタートしたスペイン発のオリジナルドラマ「アルタ・マール: 公海の殺人」のキャストを、こちらにまとめましたが

ここには、ミステリードラマだからという配慮で、核心や詳細には触れずあらすじを書いています。
もっと突っ込んで、犯人や人物のことを知ったうえで、安心して観たい!という方もいらっしゃるかと思い、今回は核心部分もネタバレのあらすじです。
完全にバラしちゃうので、知りたくない方はご注意くださいね。

Contents
あらすじ
その1 ルイサ
セレブ姉妹が乗船上に向かう途中の車の前に飛び出し、エヴァが助けて船までトランクに入れて連れて行ったルイサ。
1話で海に落ちて亡くなったことになっていましたが、実は機関室で働いているマリオが匿って生きていました。
じゃあ、亡くなったのは誰か?
ドクターロハスの助手だった男性が、セレブ姉妹の部屋に盗みを働くために入ったところ、先に忍び込んでいたルイサに見つかり、もみ合っているうちに死んでしまいます。
そして、ルイサとマリオによって海に落とされたという顛末。
その時に、ルイサが着ていた服も一緒に海に放り投げたため、ルイサの服が海から引き上げらたというからくり。
その後、メイドのフランシスカが持っていた写真に父や叔父と一緒にルイサが移っているのを見つけたエヴァ。
叔父にルイサについて尋ねると、ドイツに行ったときの通訳だと答えます。
でも、叔父のペドロは、ルイサのことはよく知らない様子。やっぱり、知らない人は助けるにしても、警察に相談した方がよかったじゃん、と思いつつ観ていました。
その2 ルイサ殺害容疑の犯人検挙?
捜査の結果、ルイサを殺害した被疑者として、セバスチャンの執事:ディアスの友人が捕まります。自供もして、動機は盗み。
ルイサを殺してから海に投げ捨てたと供述しますが、それに対して疑問を持ったのがエヴァとニコラス。
二人は女性が海に落ちるときの悲鳴を聞いていました。
部屋で亡くなっていたなら、悲鳴は聞こえないはずですもんね。
これは身代わり?!と思うわけです。
でも、捕まった男は、自分がやったと言って他は何も語りません。そして、自殺してしまうのですが、この自殺にもエヴァとニコラスは疑問を感じます。
その3 マイクロフィルム
ルイサが1話でセレブ姉妹がいない隙に部屋に忍び込み、探し物をしていましたが、後にエヴァにルイサが生きていることがバレます。
そして、その時探していたのは、叔父とドクターロハスの悪行の証拠が入っているマイクロフィルムだと告白します。
その悪行とは、強制収容所に収容させる人たちを運ぶトラックを、法外な金額で手配していた事実。マイクロフィルムには、ふたりがサインした納品書が証拠として残っていました。
そのマイクロフィルムを巡って、ルイサ対ペドロとロハスの戦いに。
何故、ルイサがマイクロフィルムを欲しがるのか?それは、セレブ姉妹の父:カルロスの右腕としてルイサが働いていたから、ボスのために動いている、と思いきや他にも動機があるんですよ。
マイクロフィルム争奪戦に巻き込まれたカロリーヌは、ドクターロハスが薬を仕込んだ紅茶を飲んで意識不明に陥ってしまいます。
その4 やけどの男:マリオの正体
ルイサを機関室の隅に匿い、マイクロフィルムを取り戻すことに協力していたマリオは、実はセレブ姉妹の父親:カルロスだったんです。
途中から、もしかしたら亡くなったはずのパパは生きてる?と思えてきます。そう思えてくると、マリオはもしかしてパパ?という推測も立ってきます。
船長は、マリオがパパだという事実を知っていたらしく、ふたりを匿います。カロリーヌが意識不明になったとき、パパは娘のところへ行き、生きていたことがバレるんですね。
そして、ルイサの本当の動機と思われるのが、強制収容所の仕事の収益として得た金の延べ棒。
これがカバンいっぱいに詰まっているんだけど、どう考えても女性がひとりで持てる重さじゃないだろ、って感じなんだけど、カバンを持って運ぶんですよねぇ。ここは無理があるように思えてなりません。
その5 クララとナタリア
ナタリアは、フェルナンドの妹で、その夫:アニバルは、バルバラ・デ・ブラガンサ号に投資をしています。ナタリアとは冷え切った夫婦。
カッコつけてるけど、いけ好かない男で、妻には暴力を振るい、歌手のクララを手籠めにしようと、あ・・「手籠め」って言い方は古いですかね、今風だとなんだろ?
モノにしようと、大きな劇場に出演させて有名にしてやる、的なことを言って部屋に呼び、そのまま強姦。クソですよね。
しかも1回で終わらず、有名話をちらつかせたり、彼にばらすと脅して関係を持とうとするんですよっ。ホント、クソです。
心優しいクララは、そんなクソ男を夫に持っているナタリアを心配し、部屋を訪ね、言い争いになった3人。
花瓶で頭を殴打し、転んだ拍子にアニバルはテーブルの角に頭をぶつけて亡くなってしまいました。バチあたっちゃったね、と思いますよね。
事故に見せかけようと、階段から落として始末するのですが、それを見破ったのが警部のヴァレラ。
その6 二人ともすっからかん
メイドの娘:ヴェロニカと怪しい?それが原因で挙動不審?と最初思っていたフェルナンドがカロリーヌに秘密にしていたのが借金。
それもどうやら言えないくらいの高額らしい。そして、借金の原因がギャンブル。
その結婚、待った方がいいんじゃないですか?
と思うけどねぇ。結局、カロリーヌは肩代わりするんだけど、どうやらそれでも全額にはなっていない様子。
船に乗り込み、セレブ姉妹を目で追っていた謎の男は、フェルナンドにお金を貸している男だったみたい。
もう一人のすっからかん男は、プレイボーイのセバスチャン。スペインでは、ああいうタイプの男がモテるんでしょうかね?
イケメンというより、お調子者って感じだけど・・・。
そのセバスチャンも浪費癖&投資の失敗によってすっからかん。バンカーの友人に融資を申し込むけど、担保がないと断られます。
そこでひらめいたのが、執事のディアスが温めている新事業。それをバンカーの友人に見せて、融資を募ろうという魂胆。
新しい事業を応援する気持ちがあるならまだしも、完全にディアスのネタを餌にして自分が窮地を抜けたいだけ、という気がしますけどねぇ
その7 真実は何?
叔父のペドロとドクターロハスが強制収容所に人を送るためのトラックを手配していた、という話しだったけど、実は本当にそれをやっていたのはパパのカルロスだということが判明。
結婚式の会場で、泣きながらカロリーヌが父親を責めるんですよ。もうおじちゃん信じていいのか?パパを信じていいのか?全くわからなくなります。
結局、パパが囚われの身になり、叔父のペドロは解放されますが、パパは護送させる途中で護衛の喉元にかみつき、叔父も倒して逃げてしまいます。
でも、船の上だから周りはどこまで行っても海。どうするんですかねぇ
パパ:カルロスの顔のやけどは、叔父が仕組んだ事故によって負った傷。
だけど、いくら悪いことをしでかしたからと言って、兄弟を事故に見せかけて死亡させてしまおう、なんてこと、考えますかね?
シーズン2へ続く
シーズン1のラストシーンでは、バルバラ・デ・ブラガンサ号に「漂流船がいるから助けに行くように」という無線連絡が入り、80キロ先の漂流船へと舵を取ります。
でも、その漂流船というのが、これまた絶対にトラブル運んでくるよね、という雰囲気ムンムンです。
グレーの毛布を頭から被った4人が乗っているのは、船というよりボート、または桶のような大きさ。しかも、その船の中央には怪しげなシンボル的マークが。
信仰宗教家?何かの組織か?
いやー、助けに行かない方がいいよね、と思っちゃうけど、道義的にはSOSを発しているのに無視できませんしね。
シーズン2は2020年になるようですが、どんな展開になっていくのか楽しみです。パパとおじさんの戦いもまだ終わっていませんしね。
