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実話を基にした映画「プライベート・ウォー」|メリー・コルヴィンというジャーナリスト

アメリカで2018年11月に公開された『プライベート・ウォー』が、日本で2019年9月13日に公開されます。

英国サンデー・タイムズの特派員として、世界中の戦地に赴き、真実を伝え続け、2012年シリアでの砲撃により亡くなったアメリカ人女性ジャーナリスト「メリー・コルヴィン」の実話を基にした作品です。

すでにプライベート・ウォー オフィシャルサイトに情報が詳しく掲載されていますが、映画が公開される前にちょっと知識を入れ込んでおきたいと思い、まとめてみました。


映画「プライベート・ウォー」

映画「プライベート・ウォー」の豪華なキャスト

俳優陣

主役のメリー・コルヴィンを演じるのは、『ゴーン・ガール』で失踪した妻を演じたロザムンド・パイク

メリーの脇を固め、彼女の活動を助ける男たちには、『マリー・アントワネット』でデビューし、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』で注目を浴びたジェイミー・ドーナン

『ボヘミアン・ラプソディ』でマネージャー役を演じたトム・ホランダー、『トランスフォーマー 最後の騎士王』『スポットライト 世紀のスクープ』など数々の作品に出演しているスタンリー・トゥッチ

映画「スポットライト 世紀のスクープ」が観られる有料動画配信サイト一覧~洋画編~ 原題:Spotlight 製作年:2015年 製作国:アメリカ 日本劇場公開日:2016年4月15日 上映時間:128分...

制作陣

監督は『ラッカは静かに虐殺されている』『カルテル・ランド』と、2作連続ドキュメンタリー部門賞を受賞したマシュー・ハイネマン。

製作には、女優のシャーリーズ・セロンが加わり、原作/製作総指揮は、96年にタバコ業界の暴露本を出版したマリエ・ブレンナー。

99年にその作品は、マイケル・マン監督、アル・パチーノ主演で『インサイダー』として映画化され、アカデミー賞において最優秀作品賞など7部門にノミネート。

エンドロールを飾る音楽は、強く逞しく美しいメリーの生き様に心動かされた元ユーリズミックスのアニー・レノックスが8年ぶりに手掛けた新曲「Requiem for A Private War」

と、豪華なキャストでの作品になっています。

オフィシャルサイトには、もっと詳しく掲載されていましたので、ご興味があれば是非!

メリー・コルヴィンとは、どんな人物?


画像引用元:Wikipedia

メリー・コルヴィン:Marie Catherine Colvin
生年月日:1956年1月12日
死亡日:2012年2月22日

ニューヨークのオイスターベイで誕生。 父親は、第二次世界大戦で奉仕していた元アメリカ海兵隊員。

イェール大学を卒業して1年後に、ユナイテッドプレスインターナショナルのレポーターとしてニューヨークでキャリアをスタート。

1985年にサンデータイムズに移り、1986年からは中東の特派員になります。そして、死に至るまでイギリスの新聞The Sunday Timesの外交記者として働いていました。

1986年4月15日に行われた米軍によるリビアへの爆撃作戦「エルドラド・キャニオン作戦」で、劣勢に立たされたリビアの指導者カダフィ氏に対して、最初にインタビューしたのがメリー・コルヴィンでした。

1999年には東ティモールで、インドネシアの支援軍によって包囲された複合施設から、1,500人の女性と子供たちの命を救った功績が認められています。

2012年にメリーは、反政府勢力に対する政府の激しい取り締まりを記事に取り上げたため、シリアのホムス市でロケット攻撃を受け殺害されてしまいます。

死後、ストーニーブルック大学はメリー・コルヴィンの名誉を讃え、メリーコルヴィンセンターを設立し、ロングアイランドコミュニティ財団を通じマリーコルヴィン記念基金を設立。

2016年7月にメリーの家族を代表する弁護士が、シリア政府が暗殺を直接命令したという証拠を得たと主張し、シリアアラブ共和国政府に対して民事訴訟を提起。

2019年初頭にシリア政府が彼女の暗殺の罪を認定し、メリーの家族に3億ドルの損害賠償を支払いました。

判決によると、コルビンが「シリア国内で増大している反対運動を報道している人々を沈黙させる目的で、ジャーナリストである彼女が標的とされていた」とのこと。

メリー・コルヴィン まとめ

左目の視力を失った事故のPTSDに苦しみながらも、尚、戦地に赴き、真実を伝えようとする正義感、頭が下がるという言葉では足りません。

少しでもイヤなことがあると、必ず逃げ出したくなる小心者でビビりな私。メリー・コルヴィンのような強さと正義感があったなら、何をしたいと思うだろうか?と考えてみました。

まあ、すぐには思い浮かびませんでしたけどね。

享年56です。若すぎます。壮絶な人生だっただろうな・・と感じたので、メリー・コルヴィンの強さや信念をもっと知るためにも、この映画は私の中で必見です。

戦争の映画は悲惨だし、決して気持ちのいい映像ではないから嫌いだという女性も多いけど、平和な日本にいると無縁な世の中の争いごとも知っておく必要はあるかなぁ~と私は思います。

公開は9月13日。その頃には、秋の風が感じられるようになっているでしょうか。