huluで配信中の海外ドラマ「ホルト・アンド・キャッチ・ファイア」が激しくおすすめです。
ハマりました!抜群に面白いです。
アメリカではシリーズ4まであるものの、まだ日本には全シリーズ入ってきていませんが、今後の展開の楽しみでなりませんっ!
ネットでは「ホルト・アンド・キャッチ・ファイア」は実話なのか?モデルがある?という噂を目にしたので、その真相を調べてみました。
噂の真偽はともかく、1980年代PC創世記の技術者を取り巻く人々の夢や野望、トラブルや人間関係を描いた、抜群に面白いおすすめドラマです。
それでは、噂の真相を追ってみましょう。
作品の概略
アメリカの人気ドラマ「ウォーキング・デッド」や「MAD MEN」を生み出したAMCによるドラマ「ホルトアンドキャッチファイア」
アメリカで2014–2017から放送され、シーズン4までありますが、2019年5月現在huluで視聴できるのは、シーズン2まで。
テキサス州ダラスにある「カーディフエレクトリック社」は、1980年代のパーソナルコンピュータの登場からオンラインゲームの初期を描いています。
夢想家のジョーはスティーブ・ジョブズ、愛妻家で技術オタクのゴードンはスティーブ・ウォズニアックがモデルかな?と思わせる二人に、破天荒&規格外のキャメロン(マッケンジー・デイビス)が加わり、PC革命をおこそうとしている。
このドラマに出演以降、「オデッセイ」「ブレードランナー 2049」にも出演したマッケンジー・デイビスが、とにかく破天荒なんだけど滅茶苦茶かわいい!
ドラマは実話?という噂を追ってみあ
結論から申し上げると、実話ではありません。舞台になっている「カーディフエレクトリック社」は架空の会社だし、登場する人物も全てドラマの中だけで存在する人たちです。
ホルトアンドキャッチファイアは、1980年代の初期のコンピュータ革命に対する架空のものではあるけれど、 IBMのパーソナルコンピュータをリバースエンジニアリングしてコンピュータ市場を支配した「Compaq社」を参考にしているそうです。
「Compaq」は、テキサスで1982年に設立されたコンピュータ会社でしたが、現存していません。
コンパック・コンピュータ・コーポレーション (Compaq Computer Corporation) は、1982年に設立されたパーソナルコンピュータ (PC) 企業。創業時の社名はゲートウェイ・テクノロジー。
1980年代、リバースエンジニアリングとクリーンルーム設計により、IBMの権利を侵害せずに、世界初のIBM PC互換機を低価格で製造した企業のひとつである。
PC/AT互換機メーカーとして、1990年代には最大のPCメーカーの地位を確立したが、2001年にはデルに逆転された。2002年、ヒューレット・パッカード(HP)に約250億ドルで吸収合併されるまで独立企業として存続していた。
実際、コンパックは1982年11月に最初の製品 Compaq Portable を発表しています。ドラマの中でもゴードンが寝ずに開発したラップトップを、展示会で初製品として発表します。
もしかしたら、「Compaq」の元社員がこのドラマを観ていたら、懐かしく感じるかもしれませんね。感想を聞いてみたいなぁ
キャスト
起業家 ジョー・マクミラン
リー・ペイス オクラホマ出身で191cmの高長身
IBMで敏腕営業マンだったものの、勝手に欠勤し、転職して自分の壮大な夢を叶えようと、周りの人を巻き込んでいく。ビッグマウスとも思わる発言に、周りはあきれながらも一緒に夢を見るようになってくる。
技術者 ゴードン
スクート・マクネイリー ダラス出身
毎日夢もなく、やる気もなく、仕事と家庭を往復するも、ジョーと出会ったことで技術者としての闘争心が芽生えていくが、それで妻と揉めることにもなる。小心者だけど優れた技術者。
ジョーにスカウトされた助っ人 キャメロン
マッケンジー・デイヴィス カナダ出身
思うがままに生きている姿や破天荒ぶりは、まるで「蜘蛛の巣を払う女」「ドラゴンタトゥーの女」のリスベットのよう。会社に出社するのもタンクトップ1枚。


私はリスベットが大好きなので、破天荒なキャメロンも大好きだな。くちゃくちゃの金髪ショートヘアとタンクトップがとてもよく似合うんです。
しかも会社に住みついちゃうわ、人のモノを勝手に持って行っちゃうわ・・やりたい放題だけど、ジョーにスカウトされるほど頭脳はピカイチ。
ゴードンの妻 ドナ・クラーク
ケリー・ビシェ ニュージーランド出身
頼りないゴードンに呆れつつ、陰でしっかり支えてくれる頼りがいのある女性。仕事と育児の両立でいつも忙しい、才色兼備のキャリアウーマン。
抜群に面白い理由
時代は、まだ私たちがWindowsもAppleも手にしていない1980年代。アメリカではIBMが業界大手として活躍していた頃、それを超える革新的な製品を生み出そうと構想していたのが、ドラマの中でのジョー・マクミラン。
このジョーを、スティーブ・ジョブズとして見ているとワクワクが増してきます。
ドラマに出てくるのは、でっかいモニターが付いているDOSのPC。今は、会社のデスクに1人1台でPCが置かれているのはごくごく普通の環境だと思うけど、1980年代にはコンピューターは今ほどコンパクトではなかったし、べらぼうに高いモノでしたしね。
物語とは言え、それがどのようにして変わり、どのようにして世の中に出てきたのか、ということろを描いているのは、非常に興味があるところ。
アメリカでは全4シリーズありますが、今のところ、シリーズ1・2をhuluで配信中。これからストーリーがどのように展開していくか楽しみです。