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海外ドラマ「バルタザール法医学者捜査ファイル」シーズン1|ありふれていながら抜群に面白い!ネタバレ感想

U-NEXTの独占配信になっているフランスの法医学ドラマ「バルタザール法医学者捜査ファイル」のシーズン1全6話を鑑賞してみました。

元々、医療系&事件系のドラマは大好きなので、これは面白かったですねぇ。

妻を亡くした法医学者のバルタザールが、女性刑事バックとタッグを組み、難事件を解決していくという、まあ特に新しいわけでもない内容ではありますが、

でもでも、実に面白かったです。

病院は嫌いだし、できれば行きたくないし、だからこそよく知らない世界だし、しかも法医学者となれば、一般市民である私にとっては遠い世界。

でもね、亡くなった人は話すことはできなくても、その体にたくさん事件の痕跡を残しているわけです。

どっかで聞いたことがあるようなセリフ?日本の刑事ドラマでもそんなこと言ってたような?

石原さとみさん主演の「アンナチュラル」も面白かったですもん。

「バルタザール法医学者捜査ファイル」は、フランスのドラマなので、当然舞台はフランス。そのあたりのちょっと非日常感とか、主人公であるバアンタザールの複雑なキャラクターが興味深いドラマになっています。

それではU-NEXTの独占配信になっているフランスの法医学ドラマ「バルタザール法医学者捜査ファイル」シーズン1の感想を綴ってみたいと思います。

事件のネタはバラしませんが、ドラマのベースになっている部分については含む感想になっていることをご了承くださいませね。


作品の概略

本国フランスで視聴率29.9%を記録!イケメン法医学者大活躍の犯罪捜査ドラマ

法医学者のバルタザールは、検察官とその妻が殺害された事件の捜査に駆り出され、“笑わない”と評判のカタブツ女性刑事・バックとコンビを組むことに。

「バルタザール法医学者捜査ファイル」U-NEXTより

脚本家のクロチルド・ジャミン曰く

「私たちがコントロールできないのは死だけです」「バルタザールは魅力的で神秘的な検死官であり、彼の毎日は死とともにあります。彼はセクシーでユーモアがあり、警官とチームを組みすべてのエピソードで一緒に事件を解決しています。検視官であるバルタザールと女性刑事のバックのキャラクターをきっちりと作り込むことに努力しました」

とあるように、全てのエピソードで協力し合うふたりは、それぞれプライベートでも自分自身でも問題を抱えていて、とても人間臭く描かれています

プロデューサーのステファン・マルシルによると、現在シーズン2の8つの新しいエピソードについて、脚本家のクロチルド・ジャミンと協力し、2020年2月に撮影が開始される予定だそうです。

キャスト

主役の法医学者ラファエル・バルタザールを演じているのは、フランスのコメディアンでもあり俳優でもあるトマー・シスレー。

1974年8月14日ドイツ生まれで、イスラエル・ベラルーシ・リトアニア・イエメンの血が流れ、フランス語、英語、ドイツ語、ヘブライ語、イディッシュ語に堪能なんですって。

最初に見たときは、実にフランス人らしい俳優と思ったんだけど、トンだ大間違いでしたね。フランス在住ではあるけど、いろんな国の血が混ざっているからこそのエキゾチックなお顔立ちなのかも、と今は思っています。

女性刑事バックを演じているのは、フランスの女優エレーヌ・ド・フジュロル。

1973年2月25日で2019年現在46歳で子どももいらっしゃるのに、見事に脚が長くて真っすぐで抜群のプロポーションです。

シーズン1のざっくりあらすじ

1話から6話まで、それぞれに違った事件が起こり、法医学者のラファエル・バルタザールは事件現場に呼ばれ、その後の検死も担当。

バルタザールは、死者と話ができる特殊能力を持っていて、遺体安置所で遺体を調べている間に、その人のイメージを思い起こさせ、事件についての核心には触れないものの、無駄話をするかのような気軽さで会話を交わします。

ただ、バルタザールの前に現れる死者は、幽霊のようなものではなく、バルタザールが心の中で事件に対する理解を深めるための自問自答が、そのような形になって表現されている感じ。

死者との会話によって、バルタザールは閃いたり、理解が深まったり、核心に迫ったりしています。

ドラマ「BORDER」でも、刑事である主演の小栗旬さんが、同じような能力を持っていましたよね。ものすごく話が脱線しますが、huluの小栗旬さん主演のオリジナルドラマ「代償」もものすごく面白いです。

サイコパスの事件なので、かなり内容がある種の恐ろしさを持っているため、誰にでもはおススメできませんが、暗め事件系ドラマがお好きな方にはおすすめです。

今作「バルタザール法医学者捜査ファイル」も主役が法医学者で、それほどグロテスクではありませんが、毎回解剖シーンがあるため、そーゆーのが苦手な方はダメかも。

で、話しはあらすじに戻りますが

女性刑事のエレーヌ・バックは、夫と息子・娘の4人家族。刑事という職業柄、帰宅する時間も不規則で、優しい夫は協力的ではあるものの、ふたりの子どもはものすごく反抗的。

最後の方では、家庭の問題も抱えるようになり、家族って難しいな、と思ったりもします。

全然、あらすじ進みませんが・・・

ものすごく要約してしまえば、毎回事件が起こり、バルタザールが検死をして捜査に必要な資料をバックに報告し、それを基に捜査を進め、行き詰るとまた新しいヒントとなるような事柄をバルタザールが見つけてくる、って感じです。

こうしたドラマが好きなのは、事件を解決するまでのあれやこれやが楽しいからですよね。そこは十分楽しめます。

しかも、バルタザールは過去に妻を殺されていて、その妻も彼の部屋にものすごく自然にカジュアルに表れて、バルタザールと会話をします。

妻を殺した犯人は、一応捕まって収監されているものの、実は真犯人は別にいるのでは?とバルタザールが確信する出来事があったりもします。

シーズン1の感想

あらすじの巻きは、ちゃんと「あらすじ」の説明になっていませんでしたかしらね?スイマセン。事件系のドラマなので、ざっくりと大筋だけを説明させていただきました。ハイ。

毎回、法医学者であるバルタザールが検死を行うことがドラマの肝になっているので、エピソード毎におこる事件は、ちょっと特殊な死体が上がってきます。

1話は夫婦が殺されていて、妻は妊娠していたものの夫はパイプカットをしていたため、妻の浮気が疑われ、そこから犯人にたどり着くのですが・・・犯人が不倫相手じゃ、あまりにありきたりですよね。

違うんですよ!だから面白い。

3話は冷凍車で見つかった凍った死体。凍っているから死亡時刻が確定できないわけです。これまた、単純な殺人事件じゃなくて過去の事件が絡んでいたりもして、

なるほど!そう持ってきたかっ!という意外性があります。

バラバラ殺人があったり、最終話は行方不明になっていた少女たちが絡んでいたり、少女を助けようとしたバルタザールが絶体絶命のピンチに陥ったり。

とは言え、主役だから必ず難を逃れるのはわかっているんですけどね。それでもドキドキしちゃいますもん。

ありふれた題材のようでいて、発生する事件が違えば物語は同じじゃないし、そこに絡んでくる死体に秘められた謎も違ってきますよね。

だからこそ、ありふれた題材であろうと、非常に面白く観ることができるってもんですもの。

バルタザールは、女好きで軽めのイケメン、という設定になっていて、夜な夜な違う女性を口説いては連れ込んで・・的なキャラクターとして描かれていますが、最愛の妻を亡くした寂しさ、無念さ、何年経っても消化できていない思いなどの裏返しのような気もします。

死体の前で冗談を言い放つバルタザールを刑事たちは、不謹慎!と思っていますが、誰よりも検視結果にこだわり、細かいところも絶対に見落とすまいと、使命感に燃えて仕事に臨む姿を知ると、その冗談にも彼なりの愛があるのかも、と思えたりしてきます。

1話50分弱で全6話。アメリカのドラマに比べ、ヨーロッパのドラマは1シーズンのエピソード数が少ないため、さくっと観られるのが魅力のひとつ。

ただ、最終話はシーズン2に続くように終わっているため、シーズン2が待ち遠しいわ。続きがすぐに観られないのは、少し残念!

医療系&事件系ドラマがお好きな方には、激しくおすすめです!

画像引用元:IMD